＜アクションパート練習＞
中村海人が敵を背後から捕まえ、宮近海斗が飛び蹴りを繰り出すド派手なコンビネーションプレーが見事。さらに、かがんだ宮近の背中を使って中村が敵の攻撃をヒラリとかわすなど、息がぴったり合ったタッグバトルは必見！
吉澤閑也と松倉海斗は二人一組で戦う。かねてよりアクションに意欲満々だった吉澤が「こう行く、ここで受ける」と振り付けさながらにリード。松倉は跳躍力を生かした動きが目覚ましい！
川島如恵留はアクロバットを取り入れたとりわけ華やかな戦い方で魅せる。一人だけ足音も聞こえない羽根のようなステップはまさに忍者！ でも本人は、激しく殴り合い転がる他メンバーを見て「いいなぁ絡みがあって。俺もああいうのやってみたい」とのコト。
身を低くして繰り出す足技が美しい七五三掛龍也、連続回し蹴りの松田元太、とそれぞれの持ち味が映えるアクションだ。
宿敵を演じる長谷川純とのバトルシーンでは、長谷川があるせりふを「おまえら！ 稽古はあと1 週間しかないんだぞ」と変えた瞬間、緊張からの緩和で全員爆笑。
＜ウォールトランポリン練習＞
直立で跳ぶ通常のトランポリンと異なり、体を水平にしトランポリンの力を利用して壁を歩き登るのがウォールトランポリン。
一番の達人は中村。壁に吸い付くような足取りで頂上に到達し、他のメンバーにテンポを合わせる余裕も。そんな彼に川島は「すごい！」と尊敬のまなざし。
各人、順番待ちの間も床に寝て壁を蹴るなどイメトレに励んでいたこれだけでも体への負荷は大きいが、空中でターンをしたり、多彩な技を織り交ぜるなど、さらなる試練が用意されている。家でできないだけに稽古はヒートアップし、予定より30分ほど延長された。
「見てる方が怖いですよね？」と吉澤。ええ、本当に。ケガと隣り合わせの危険な技、千秋楽まで全員の無事故を祈ります！
取材・文＝上甲薫
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