脇あかり、今だから言える“本音”「ボーイッシュ担当は本当に嫌でした(笑)」<TPD×TTV連載(4)前編>

2019/11/01 06:05 配信

アイドル インタビュー

笑顔でインタビューに応じる脇あかり撮影=永田正雄


CDデビューまではあっという間の1年でした


――結成した当初のメンバーに対する印象は?

友達というよりはグループのメンバーという意識。もちろん、乗り越えないといけないものはみんな同じだったので支え合いながら頑張ってはいたんですけど、誰にも負けたくないという思いが強かったです。

その中で、リーダーの(高嶋)菜七ちゃんは一番周りのことを見ていました。私は団体行動が苦手で一人で行動することが多かったんです。でも、そんな私のことをいつも気にかけてくれたのは菜七ちゃんでした。

――グループ結成からCDデビューまでの1年間で学んだことは?

今振り返ると、すごく大事な1年だったなと思います。歌も基礎から学びました。

毎日学校が終わったら練習して、家に帰るというスケジュール。それがルーティンでした。

あと2、3年はCDデビューできないだろうなって思っていたので、私の中ではあっという間の1年。自分の力が追い付いていなかったです。

――レッスン期間中に見つけた自分のセールスポイントは?

う~ん、何だろう…。やっぱりダンスなのかなぁ。レッスンの時は絶対前にいようと思っていました(笑)。

――“センター精神”ですね?

そうです。基本的に前で踊っていました。チアをやっていたという自信がありましたし、ダンスの魅せ方は誰にも負けないと思いながら練習していました。

そういう意味では昔の方が気持ちは強かったような気がします。たぶん、そんなに先を見ていなかったからなのかもしれません。目の前のレッスンや課題に必死でしたから。7年たった今の方が先のことなどを考えてしまうから不安になることがあります。

ちょっぴり大人っぽい脇あかり撮影=永田正雄


――そして、2014年に「BRAND NEW STORY」で念願のCDデビュー! この時の率直な思いは?

痩せなきゃって思いました(笑)。ビジュアルを何とかしないとって。あの頃は、東京に来て2、3kgぐらい太っていた時期だったんですよ。

――レッスンでかなり体を動かしているというイメージがありますけど…?

大分では、週に1、2回ぐらいチアガールの練習があったんです。いつも練習が終わった後にドーナツを3個とか、コンビニでチキンを食べたりするのが楽しみで。

それを、毎日レッスンをしている東京でも同じことをやっていたらいつの間にか太っていました。たくさん動いても、毎日菓子パンを2個食べて、普通に夜ご飯も食べる生活を続けていましたから。

運動量が多くても食べる量も同じように増えたら意味がない(笑)。だから、絶対痩せなきゃと思って、菓子パンを我慢することにしました。あれは、とてもつらかったです(笑)。