大野のダンスの実力を早くから認めていたジャニー氏は、二宮の演技力も見抜いていたという。ドラマ「天城越え」(1998年放送TBS系)に14歳で抜擢されたものの、毎年のようにジャニーズ事務所所属の新人が受賞していた新人賞をとれず、ジャニー氏に「なんでそんなに人気ないの!?」と叱られた二宮。
しかし不合格を経験させるために条件不適合ながらも敢えて受けさせたオーディションで、ジャニー氏がプロデューサーへ「将来伸びるのはこの2人だよ」と滝沢秀明と二宮の名前を挙げたエピソードも紹介された。
デビュー後も「ガキバラ帝国2000!」(2000年放送、TBS系)や「USO!?ジャパン」(2001年放送、TBS系)で人気を博したが、2003年にはレギュラー番組が続々と終了。発売したCDも1位をとれず、櫻井らは「いやどうすんだこれ、嵐…みたいな、もう毎日話して、みたいな」「やっぱ後輩は出てくるし、先輩はどんどん脂のって進んでくし、なんかずっとポツンとしてる感じだったんだよね」「嵐での認知がやっぱなかったもんね、当時」と振り返った。
島崎和歌子が「そん時もう辞めたいとか思わなかったの?」とたずねると、大野は「そん時はねぇ、思ってないんですよね。なんか5人の気持ちがもう一緒だったんで、これならがんばれるなっていう感じで進んでたんで」と嵐への思いを語った。
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