「カツベン!」については「周防監督とお仕事ができるっていう喜びもあるし、何より“初出演”ということが周防監督の作品でできるというのは、役者をやっている人は誰もがうらやむことだと思うので、ただただうれしかった」と周防組初出演が決まった時の心境を明かした。
現場は非常に楽しかったと振り返り「ベテランの俳優さんたちみんなが口をそろえて『楽しい』って言ってくださることって本当に珍しくて、周防監督も『今までで一番楽しかった』と言っていて、それはすごくうれしくて。その結果こんなにも素晴らしい作品ができて、日本を代表する作品になる気がしています。この作品は宝物です。最初で最後の“初出演”ですしね」と、並々ならぬ愛を語った。
続いて行われたのは、学生がカツベンにチャレンジする「カツベンチャレンジ」だったが、準備中に成田が「カツベン」をサプライズ披露。劇中のカツベンを少しだけ披露したが、会場からは割れんばかりの拍手が起こった。
成田が温めたステージに、一人目のアナウンサーを目指す青学生が登壇し、映画のメーキング映像に合わせたオリジナルのカツベンを披露。
一人目からアナウンサー志望らしいカツベンに、成田は「すごい! 鳥肌が立ちました」と驚きを隠せない様子だった。
二人目の挑戦者は三線を使ってカツベン。心の声を面白くアレンジし、最後は映像カットに合わせて三線での演奏も披露。「これぞカツベン!って感じですね! 声色を変えて観客を笑わせて、すごい」と成田は感想を聞かせた。
3人目はお笑いコンビをやっているという女性2人が、メーキング映像をテーマパークに行ったカップルに見立ててカツベン。
すべての学生のカツベンを聞いた成田は、「一つの作品をいろんな物語にできるのが、カツベンの良さです!」と語った。
イベント終了時間を迎えると、成田は「楽しかったです! カツベンをここで披露したいなとも思いました。初めての学園祭で1時間ももつかなと思っていたけど、実際は足りないね」と笑顔で話し、名残惜しそうに舞台を後にした。
成田はこの日、早稲田大学学園祭「早稲田祭」にも出向き、動員率No.1~2を誇る両学祭への出演となった。
映画「カツベン!」は12月13日(金)よりロードショー公開。
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