「第32回東京国際映画祭」の特別招待作品にも選ばれた日中合作映画「オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁」のワールドプレミアイベントが11月3日、東京・六本木で行われ、役所広司、チャン・ジンチュー、リン・ボーホン、脚本も務めたユー・フェイ監督、「M:I-2」「レッドクリフ」シリーズで知られるプロデューサー、テレンス・チャンが登壇した。
本作は、ヒマラヤ救助隊「チーム・ウィングス」の隊長で“ヒマラヤの鬼”と呼ばれるジアン(役所)が、国際会議直前に墜落した輸送機から機密文書を奪還する指令を受け、いぶかりながらも48時間のミッションに挑む物語。
エベレストで遭難した恋人の遺体を探すために入隊したシャオタイズ役には、ハリウッド大作への出演が続くチャン・ジンチュー、ヘリのパイロットのハン役には「金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件」(2014年、日本テレビ系)で山田涼介と共演した台湾人俳優リン・ボーホンがキャスティングされた。
役所は「ワイヤーアクションがたくさんあって、僕はジンチューさんを助ける役なのに、助けるどころかアザだらけ(笑)。
前半、足をけがして撮影スケジュールに迷惑を掛けることもありました。でも映画の中ではちゃんと助けていますのでお楽しみに!」とチャーミングにあいさつ。
これに対し、チャン・ジンチューは「役所さんはワイヤーのせいで脇の下が恐ろしいほどアザだらけで、終わった後に見てびっくりしました。でも撮影中は愚痴ひとつこぼさず、ずっとニコニコしていて。プロフェッショナルさに感動しました」とコメント。
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