戸田恵梨香がヒロインを演じる連続テレビ小説「スカーレット」(朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。
同ドラマは、高度成長期時代の滋賀・信楽(しがらき)を舞台に、男性ばかりの世界をがむしゃらな強さと持ち前の明るさで生き抜く女性陶芸家・川原喜美子(戸田)の姿を描く。
第31回(11月4日[月]の放送)にて、父・常治(北村一輝)のうそで実家に戻り、信楽で働くように命ぜられた喜美子。絵の学校で学びたいと反発するも、喜美子は家計の苦しさや直子(桜庭ななみ)らの辛さを思い、絵の学校を諦めて帰郷する決意をする。
喜美子の成長や心情を描くうえで、欠かせないのが音楽だ。ドラマ同様力強いものから、少し寂し気なものまで、さまざま音楽でドラマを力強く支え、華やかに盛り上げている。そんな音楽を担当した冬野ユミ氏に“朝ドラ”の音楽を初めて手掛けることになった感想や「スカーレット」の音楽へのこだわりなどを聞いた。
――「スカーレット」の音楽を担当することが決まった時のお気持ちはいかがでしたか?
最初に内田ゆきチーフプロデューサーから「冬野さん流でいいので、自由に思い切り、いろんなことを好きなようにやってください!」というオファーがあったときはとても驚きました。
私は表舞台を歩いてきている音楽家ではないので、まさか“朝ドラ”のオファーがくるとは全然思っていなくて「えーっ!本当に私でいいの?」という感じでしたね。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)