アップアップガールズ(2)、単独ライブで初挑戦となる演技も披露

2019/11/05 14:41 配信

アイドル

初挑戦となる演技「ほかの4人がアプガじゃなかったら。」


鍛治島彩がアプガ(2)のオーディションを受けることに!?


続いては、アプガ(2)にとっては初挑戦となる「ほかの4人がアプガじゃなかったら。」と題された芝居のコーナーへ。

夢と希望と悩みにあふれる高校生が勇気を持って一歩を踏み出すまで、というストーリー。

中川千尋は空手で上を目指す空手女子役。新倉愛海は好きな男子にあこがれる女子役。森永新菜は韓国でアイドル活動を目指す女子役。

そして、鍛治島彩はあこがれのアイドルに踏み出せない女子役で登場。

希望たっぷりな友人3人とは対照的な自信のない鍛治島が、路上ライブを行っていたアプガ(2)を偶然見かける。そこで高萩、吉川、佐々木ほのか島崎友莉亜がアカペラで歌唱する「NOW&FOREVER」に心を打たれ、アプガ(2)のオーディションを受けることを決意する…という物語。

気持ちの入ったメンバーの演技、アカペラの美しいハーモニーに会場から大きな拍手が送られ、アカペラ組が感想を語っていく。

島崎は「この挑戦自体、すごく楽しみでうれしかったけど、最初決まったときはこのメンバーの中に私が入っていいのか不安がめちゃくちゃ大きかったです。最初のレッスンは何もできなかったけど、でもこうして本番で楽しくできたのは先輩方が引っ張ってくれたおかげです。そして、私がここに選んでいただけた意味をちゃんと考えて、これからのチャンスにしていきたいと思います」と語った。

佐々木は「ほーちゃんは、歌が下手くそでめちゃ子供っぽい声だし、みんなの足を引っ張ったらどうしようと思ったんです。でも、みんなアドバイスくれてめちゃすごい練習しました。アカペラをやったことで、私ちょっとは歌がうまくなったかなって思えました。本当にできてうれしかったです!」と聞かせた。

芝居組は、森永から「役柄と自分で似てる部分がありましたか?」と質問が飛ぶと、中川は「お芝居は高校3年生の秋冬にかけての話なんですけど、私は小4のとき本気で空手で上を狙ってたんです。なので、演じやすいな、私にぴったりだなと思いました」と回答。

新倉は「私は人見知りなところがあって、もし好きな人ができてもモジモジして内気な感じになっちゃうと思うので、この役は自分っぽいなって感じがしました」と語った。

そして、演技に興味があり、実際に芝居ができて喜ぶ森永は「次はメンバー全員でお芝居させていただければと思いました」と意欲を語る。

主役を担った鍛治島は「今回、演技という新しい挑戦をさせてもらってうれしかったです。アプガ(2)はこれからも新たな挑戦をして、もっともっとアップアップしていけるように頑張っていきます」と前向きな思いを口にした。

単独ライブ「アップアップガールズ(2) アオハル November」より


ライブ後半戦は、吉川をフィーチャーした切ない思いの詰まったミディアムチューン「どしゃ降りのテラス席」からスタート。

独特の世界観がくせになる「かかって来なさい」、超ポップチューン「ハッピース♡LOVE」、ノリのいいロックナンバー「OVER DRIVE」、爆発的なアップチューン「二の足Dancing」と5曲連続で披露。パワーみなぎるパフォーマンスで、会場は最高潮の盛り上がりとなった。

MCで高萩がこのライブを通じて感じた思いを語り始める。

「アプガ(2)は、最初5人から始まってメンバーの卒業とか加入があって今こうして8人で活動しています。いっぱい変化はしてきましたけど、それでも変わらないのは皆さんの温かさだと思います。これからも私たちは皆さんに、歌やダンスを通してたくさん笑顔を届けていきたいと思います。これからもたくさんの目標と夢に向かって8人で駆け抜けていきます!」と宣言。

「皆さんに感謝の気持ちを込めて、この曲を歌わせてください」という言葉から「We are Winner!」を披露し、ライブ本編は締めくくられた。

観客からの熱い声援に応えてのアンコールは、勢いたっぷりな「全部青春!」。メンバー8人と観客が一体となって声を出し、会場のボルテージはますます高まった。

ここで、メンバーから今日のライブの感想が語られていく。

新倉は「この大きな会場にたくさんの方が来てくださって、私たちと一緒にたくさん声を出してくださって、笑顔をたくさん見せてくれて、本当にうれしい気持ちでいっぱいです。私は、メンバーと皆さんと一緒に作るライブが大好きです。なので、もっとたくさんの方を巻き込んでいきたいと思うし、もっともっと前に進まなきゃなと思います。今日のライブを通してもっともっと成長していけるように、日々アップアップしていきます。そして、たった一度きりの青春を皆さんと一緒に、私たちらしく駆け抜けていきたいなと思います!」と語る。

佐々木は「ほーちゃんは、皆さんの笑顔をたくさん見れてハピハピハッピーです。皆さんがたくさん声を出してくださって、本当に私たちのお客さんはすてきな方でいっぱいだなって今日改めて思いました。ほーちゃんは、まだまだほーちゃんワールド全開で頑張ります! ほーちゃんのことを、アプガ(2)のことをこれからもよろしくお願いします!」と元気に語った。

鍛治島は「3回目の単独ライブでしたが、一人一人の方がこのワンマンライブをどうワクワクして来てくれてるのかなとか、すごい考えて今日を待ってました。皆さんにとって私たちが、非日常のワクワクになっててほしいなって思うんです。あと、青春って絶対に記憶から薄れないものじゃないですか。アプガ(2)はそういう存在になりたいんです。なので、皆さんの中の青春がライバルだし、その青春に負けちゃいけないなってすごく思ってます。アプガ(2)が、皆さんの記憶に残る最高の思い出になるようになっていきたいです。そして、皆さんの笑顔を原動力にした私たちが、さらに皆さんの原動力になれるようにこれからも頑張っていきます!」と熱い言葉を口にした。

そして吉川が「もう1曲、新曲歌ってもいいですか。男性目線の青春恋愛ソングなんですけど、ほぼソロパートで歌いつないでいく曲になってます」と語ると、アルバムからのもう一つの新曲「ブルースカイブルース」を披露。

爽やかさと切なさと高揚感に満ちたギターロックチューン。エモさたっぷりな楽曲で、メンバー一人一人がしっかりと歌をつないでいった。

さらに、島崎が「まだまだアプガ(2)と青春してくれますか!」と声を上げると「スターティングオーバー」が歌われる。青春感の詰まった歌詞をポップに歌唱するアップチューンで観客と弾けまくり、会場の空気は一つに。

パフォーマンスを終えた後には、12月1日(2)に東京・初台DOORSで年内最後の単独ライブ「アップアップガールズ(2) アオハル December」の開催を発表。

最後の最後は高萩の「2019年、ラストも皆さん一緒にアオハルするぞー!」の掛け声で、観客の「オー!!」の合唱が響き渡り、ライブは大団円でフィニッシュとなった。