福岡・大牟田に実在する“動物福祉に特化した動物園”として、世界からも注目を集める動物園を舞台に、佐藤寛太主演で若者の挫折と成長を描く映画「いのちスケッチ」が11月8日(金)から福岡で先行公開し、11月15日(金)からは全国で公開される。
漫画家になる夢を諦め故郷に戻って来た田中亮太(佐藤)は、友人から「延命動物園」でのアルバイトを紹介され働き始める。動物と触れ合う中、また多くの人と出会いによって、一歩を踏み出す勇気を取り戻していく。
そんな亮太を演じる佐藤は、映画「イタズラなKiss THE MOVIE」シリーズで主演を務め、2020年1月24日(金)から赤坂ACTシアター、2月13日(木)からは梅田芸術劇場で行われる舞台、劇団EXILE公演「勇者のために鐘は鳴る」に出演するなど、今注目を集める若手俳優だ。そんな佐藤に亮太の印象から役作り、見どころまで語ってもらった。
――主演に決まった時どんな気持ちでしたか?
作品に携われるということはもちろんですが、僕は福岡で生まれ育ったので、親孝行という意味でも地元で主演の映画を撮れるということがすごくうれしかったですね。キャストの方が決まっていくときも、武田鉄矢さんや浅田美代子さんら豪華な方々とご一緒できるということに、わくわくしていました。
――最初に台本を読んだ時の感想をお聞かせください。
瀬木(直貴)監督とも話していたのですが、何か一つの物事を強くうたっていなくて。見た人それぞれの状況によって感じ方が違うというか、それぞれが楽しんでもらえる作品になっていると思います。
でも一つは、おばあちゃんが年をとったり、時間って流れていくもので、動物園の中でみんなの輪ができていっても、それが続くわけじゃなくて。(時間の流れという)止めることができないことに対して、折り合いをつけていくことで成長していくのかなって思いました。
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