手口が多様化・巧妙化している“特殊詐欺”をテーマに、スペシャリスト集団「チート」が詐欺師たちを追い詰めていく活躍を描くドラマ「チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜」。鋭い洞察力を持つチームの頭脳・星野沙希(本田翼)、警察顔負けの操作能力を持つ元探偵の根岸俊(上杉柊平)、IT関連に強い元天才少女ハッカー・丸山美月(福原遥)という個性的なキャラクターがいる「チート」の中で、金子大地は正義感の強い警察官であり、人を疑うことを知らない“騙される天才”でもある加茂悠斗を演じている。
インタビューでは、“騙す”ことがテーマの奇想天外なストーリー、強烈な個性を放つ共演者、そして金子自身が演じる“加茂悠斗”について語ってもらった。
――“詐欺=騙す”がテーマのドラマですが、出演が決まった時のお気持ちは?
最初に第1話の台本をいただいて読んだのですが、「ここまでだまされる役なのか!」と思いました(笑)。自分にできるかな?とも思いましたが、これまでに演じたことのない役柄だったので挑戦してみたいなという気持ちになりました。
――“騙される天才”を演じられていますが、どんなふうに役作りをしましたか?
“腐女子”(2019年「腐女子、うっかりゲイに告る。」、NHK総合)の時はかなり作りこんだのですが、今回の加茂に関しては実はあまり役作りをしていないんです。全面に力を抜いて、台本の内容も落とし込みすぎないようにして撮影に臨んでいます。
このドラマは専門用語が多いのですが、加茂は言い慣れてないと思うんです。練習しすぎてサラッと言えてしまうより、たどたどしく言ってる方が加茂らしいと思ったので、準備しすぎないようにしています。
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