作曲家の“恐妻家”エピソードを落語で解説!柳家三三「時代も夫婦仲も波瀾万丈」

2019/11/08 13:55 配信

音楽

シュトラウスの恐妻家エピソードを演じる柳谷三三(C)NHK

高橋克典が司会を務める「ららら♪クラシック」(毎週金曜夜9:00-9:30、NHK Eテレ)。

11月8日(金)の放送ではドイツ後期のロマン派を代表する作曲家のリヒャルト・シュトラウスの晩年の名曲「夕映えに」とともに、その人生を落語家・柳家三三の高座で振り返る。

「夕映えに」は歌曲集「4つの最後の歌」の中の1曲で、別名「辞世の歌」とも言われており、シュトラウスが生涯愛し続けた妻・パウリーネと二人三脚で歩いた作曲家人生を振り返って作られた。

しかし、その美しい曲調とは裏腹にシュトラウスは“恐妻家”で、パウリーネは気性が荒いことで有名だった。そんなシュトラウス夫婦のよりぬきのエピソード3つをクラシック好きな三三が高座で披露する。中でも、歌劇「インテルメッツォ」の落語化には注目だ。

また、番組の最後にはソプラノ歌手の森麻季が「夕映えに」を歌唱し、スタジオでは「夕映えに」の“ひばり音”を解説する。

柳家三三のコメントを紹介!「ご縁と、何より面白そうでしょ」


三三は、「ららら♪クラシック」で落語を披露するという依頼が来たときの感想を「よく見てる番組だから驚きましたよ。『他にふさわしい噺家はあるだろう』と思いながらも、ご縁と、何より面白そうでしょ」と振り返る。