アイスダンスに転向する高橋大輔「個性的で独特な…唯一無二のカップルになれたら」と決意を語る

2019/11/07 19:45 配信

芸能一般

「氷艶2019」トークショーに登壇した高橋大輔(C)氷艶 hyoen2019 -月光かりの如く-

高橋大輔の主演舞台「氷艶hyoen2019―月光かりの如く―」のトークショー&先行上映会が、11月6日に東京・TOHOシネマズ 日比谷で開催。主役の光源氏を演じた高橋が登壇し、同作の見どころや撮影エピソード、アイスダンス転向について語った。

「氷艶」は、フィギュアスケートならではの美しくしなやかな演技と感情表現を通じて、今までにないような、日本文化を伝える艶やかな舞台をつくっていきたいという想いが込められたアイスショー。

「氷艶 hyoen2019ー」は、宮本亜門演出で7月に横浜アリーナで上演され、世界最古の長編小説といわれる「源氏物語」を幻想的に演じ、3日間で45,000人の観客を魅了。9月にはBS日テレとBS日テレ4Kで、10月にはCS放送・日テレプラスで放送され話題を集めた。

さらに12月29日(日)~31日(火)の3日間にわたり全国の映画館の大スクリーンで上映する「ディレイ・ビューイング」を行うことが決定。開催に先駆け、主演の高橋が登壇する先行上映会と作品を振り返るトークショーが行われた。トークショー後半では、アイスダンス転向への思いを語った。

※高橋大輔の「高」は「はしごだか」が正式表記

「ストーリー性のあるものを作るときって、一人では何もできない」


――アイスダンスへの転向…なぜ挑戦しようと思ったのでしょうか。

アイスダンスには元々すごく興味があったんです。現役を一度引退してからアイスショーに出たりとか、いろんなことをやらせていただく中で…この「氷艶」もそうなんですけど、ストーリー性のあるものを作るときって、一人では何もできないですし、組んだりすることがすごく必要だなって3~4年の間にすごく肌で感じていて。

タイミングよく、村元哉中(むらもと かな)ちゃんからオファーもあったりとか、自分自身のこれからのキャリアという意味でも、このアイスダンスっていうのは自分にとって必要なものなんじゃないかなっていう風に感じたっていう、いろんなものが重なって。

本当は、引退して趣味でちょっとやろうかなって思ってたくらいなんですが、本気で一度やらせてもらいたいなって決意しました。

アイスダンスは「今までやってきたスケートとは違う感覚、まったく別物」


――村元さんとは「氷艶」で共演されてますよね、これがきっかけなんでしょうか。

その前から話はしてたんですけど、「氷艶」のときたまたま一緒に合宿もあるのでそこでちょっと、一緒にまだ組んだことがなかったので、「トライアウトしてみよう」って。

ただみんなには言えなかったので、7時から練習なんですけどその前に、みんなが来る前に終わらせて何事もなかったかのようにしていました。

そこで一瞬トライアウトさせていただいたりとかして、今までやってきたスケートとは違う感覚、まったく別物だって感じて。一人では感じられない体感っていうのを感じられたので、すごい面白いと思って。

そのときはバタバタしてたので普通に稽古に入ったんですけど、ちょっと落ち着いてから、「そういえばトライアウトしたけど哉中ちゃんどうだった?」って聞いて、「僕はすごく面白かったんだけど」って言ったら、じゃあやりますかっていうことになって、「氷艶」期間中に決めました。

本当はシングルを終えてから発表しようかなと思ったんですけど、その前に練習もなかなか2人ですべるのは…練習場所を確保するのも難しいですし、いきなり「アイスダンスします」って言うとみなさんびっくりされるかなっていうので、先に発表させていただいて。

全日本選手権がシングルとしては最後…最後かどうかも分からないですけどね。一応とりあえず最後にして、次アイスダンスに向き合う…っていう、応援してくださる方の心の準備も必要かなっていうところもあって、先に発表させていただきました。

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