――アイスダンスの面白さはどこにあるんでしょう。
口で言うのは難しいんですけど、一人で傾くにしても…一人だとある程度限界があるじゃないですか。でもここに相手がいるとお互い引っ張れるから結構もっといけたりとか。お互い力を引っ張り合ってるので、ここからこんなスピード感が出るのか、とか。
スケーティングだけでいえばそういったところも、一人じゃ体感できない部分でもあるんですけど。リフトとかスピンとかまだやってないので、そうしてくるとどんどん新しい感覚が増えてくると思うんですけど、まだスタートはしきってないので。こんな感じなんだってすごく面白くて、マスターしたいなっていう気持ちになりました。
――高橋さんならではの華麗なステップが生かせるのでは。
いやー、でも一人でやるのと二人でやるのは全然違うので、生かせたらいいなとは思いますけど。今の自分自身のスケートっていうものじゃないものになると思います。それが皆さんの好みに合うかどうかは分からないですけど(笑)。自分の新しい姿だったり可能性だったりっていうのはそこから生まれると思うので、僕としてはすごく楽しみではあります。
――これまでも自身の試合のあとに、アイスダンスも見られていたんですよね。
そうですね、結構好きで、長野オリンピックからアイスダンスが好きでずっと見ていました。
――目標の選手、カップルは?
目標まではいかないですけど、グウェンダル・ペーゼラとマリナ・アニシナのフランスのカップルが、僕の中ですごい憧れで。長野オリンピック銅メダリストで、ソルトレイク金メダリストですよね。めちゃめちゃカッコいいんですよ。個性的で独特な…ああいう唯一無二のカップルになれたらいいなとは思っています。
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