――カップルを組む村元さんの魅力は?
ラインがきれいなんですよ、動きの。あとは髪の毛一本まで…すべてに意識が、指先まですべてを意識して表現している、それゆえにいろんなものが表現できるんじゃないかなっていうような…幅を感じるというか、魅力的なスケートをするというか。ちょっと上手く言えないんですけど。
簡単にいうと、ファンです(笑)。スケーターの中でも表現という部分ですごく大ファンで。
シングルのときから本当にすごくいいものを持ってるなって思っていましたし、ステップの体の使い方は浅田真央ちゃんにも似てるなって、「この子は表現の能力がすごくあるんだな」って感じていました。アイスダンスに転向してから、より一層開花されたなって思ってて、よかったなと。まさか自分が組むとは思ってなかったですけど(笑)。
――一緒にやりませんかというオファーがあったときはどんな気持ちだったんでしょうか。
最初は、哉中ちゃんはもっと上手い人と、背の高いスタイリッシュなすばらしい男性と組んだ方がもっと映えるんじゃないかなと思っていて。
クリス・リードと別れて「次いいパートナーが見つかればいいな」と思っていましたし、もっとどんどんこれから活躍できると思っていたので、「僕じゃダメじゃない?」って最初はそこで悩みました。僕がどうのこうのより、僕じゃない方がいいと思っていたんです。
でも、哉中ちゃんじゃなかったら「アイスダンスやろう」っていう風には思わなかったと思います、競技として。それくらい彼女のスケートが好きだったので。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)