MISIA「SOUL JAZZ」ツアー圧巻のパフォーマンスがいよいよ放送！

観客の反応に名手・黒田も赤面！

ファンキーで心弾む「LADY FUNKY」で、 このツアーのために集った先鋭ミュージシャンを紹介。

トランペットでは華麗で雄弁な黒田だが、 MCとなると話は別なようで、オーディエンスの予想を超える熱狂に圧倒され、照れ笑いするばかり。

和やかなムードで距離の近さを感じたかと思えば、 テクニカルなソロパートでは各ミュージシャンが本領を発揮し、観客は惜しみない拍手と歓声で応えてみせる。

こんな有機的なあったかさに溢れていることもまた、 「SOUL JAZZ」ライブの魅力となっている。

亡き恩人へ捧ぐ感動のバラードも

ライブの中盤、「ダーウィンが来た！生きもの新伝説」(NHK総合)のテーマソングで、 8月に開催された第7回アフリカ会議(TICAD7)のイメージソングにもなった「AMAZING LIFE」の歌唱はまさに圧巻。

1年前に出逢ったというこの曲ついて、 MISIAは世界的に活躍する内池秀和氏から「ぜひ、 MISIAに歌ってほしい」と提供され、 自身が歌詞を書いて結実したものだと告白。

だが、美しくも壮大なこのバラードが世に放たれるのを待たずに、 内池氏は急逝。MISIAは、「内池さんの大きな命のメッセージを託された」と率直な思いを明かした。

歌い始めは清らかで静けさをたたえながら、 次第に力強さを帯び、 ラストに向かい慈愛に満ちていくその歌は、 まるで命の輝きそのもの。

歌い終えると、 MISIAは祈るように深々と一礼。その姿はどこか神々しくさえ見え、大きな感動に包まれた観客からは惜しみない拍手が沸き起こった。