――撮影現場に様子を教えてください
主演の岡田さんとは初めてお会いしたんですけど、初日に「よろしくお願いします」とあいさつした瞬間から「壮太郎だ」って。岡田さんは何も語らなくても真っすぐさが伝わってくるほど、真っ直ぐ。とにかく真っ直ぐで、岡田君のその空気感に現場全体が引っ張られていましたね。
だけど、撮影が進むうちにどんどん岡田くんの真っ直ぐさが逆に面白くなっちゃって。すごく洗練されていてしっかりしているけど、ちゃんと20歳らしい一面もあるギャップが魅力だと思います。3歳年下なんですが最初はまったくそれを感じなくて。でもずっと一緒にいると、時々「あ、20歳なんだなー」って思うところもあって。演技だけじゃなくて人としても幅がありますね。
―― 同年代キャストが集まっていると現場が賑やかそうですね
そうなんです、20歳から25歳くらいまでの人たちがギュッと集まっていて。しかもみんなお芝居に対するアプローチもキャラクターもそれぞれ違っているのでその中に間近にいれることはすごく刺激的でした。やっぱり岡田君が面白くて、彼はいつも撮影の本番前に気合い入れのために拳で胸をトントンって叩くんです。
だんだんそれを皆マネするようになって。撮影の最後はみんな叩いていて面白い光景でした。ストーリー的にも1、2話は“いつめん”のみんなでワイワイしたシーンがあったんですが、だんだん「あれ?あの子がいない」ってなっていったり…。それが悲しくもありましたね(笑)
――小川さんのいつメンは?
高校生のころ、仲良しな女子3人で妄想話ばかりしていました。ちょうど当時は「テラスハウス」みたいな恋愛リアリティーショーが流行り出したころで皆ハマっていたんです。それを友達とマネして、ありもしない恋愛トークをリアリティーショー風にやっていました。周りからしたらやばいですよね(笑)
学校だけじゃなく公園でもファストフード店でも、「グータンヌーボ」みたいなことばかりしていました。 例えば、高校の時は全然関心のないクラスメートを「今日この人と恋するね」って選んで。「この間どこどこ行ってさ~」とか陰でやっていました。クラスメートでもできるし、近くの店の店員さんとかでもできるし。誰も傷つけない妄想リアリティーショーなんです。
――最後に視聴者にメッセージを!
今作はただ見るだけじゃなく、皆さんも参加できるドラマ。視聴中のコメントはもちろん、私たち“いつメン”のインスタグラムから犯人のヒントを拾ってドラマ以外の時間も考察する楽しみがあるので、最終回まで是非一緒に楽しんでいただきたいと思います!
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