――11月のワンマンライブでは、タワーレコードの嶺脇育夫社長が登場して、アルバムの売上2500枚達成で無料ライブ開催というミッションも課せられました。
高萩:今までは「たくさんの人に広めよう!」みたいな、ふわっとした感じでしか言ってなかったことを、そういうふうに数字化してもらうと分かりやすいなと思います。明確な目標があることによって、私たちもファンの方も燃えるので。
吉川:数字は出されましたけど、そのことよりも私たちにブレークしてほしいっていう嶺脇社長の思いが伝わりました。数字も達成した上で、ブレークもできるように頑張らなきゃって思います。
中川:無料ライブは誰でも来られるので、ちょっとアプガ(2)を見に行ってみようかなっていう軽い気持ちで来ていただいて、そこでファンになっていただくいいきっかけだなって思います。
森永:アプガ(2)のことは知っているけど、見に行ったことはないという人に対してアプローチできますからね。リリイベも観覧フリーですけど、30分くらいの短い時間だと全ての魅力を伝えるのは難しいので、無料ライブっていう長い時間を通じて、アプガ(2)ってこういうグループなんだっていうことを知っていただきたいです。そのためにも今回の機会は大きなターニングポイントになると思います。
――さて、2019年もあとわずか。2020年への目標をお願いします。
高萩:2020年って、いろんな意味でチャンスだと思うんですよ。オリンピックがあるからっていうだけじゃなく、きれいな節目の年だし。いろんなイベントが増えたり、観光に来る方も増えたりすると思うので、この機会に時代の最先端を進みたいです。
吉川:オリンピックじゃないけど、私たちも結成4年になるし。
高萩:結構な芸歴って感じだよね。あと、もう一つの私たちの目標が「人狼」なんですよ。
吉川:いきなりそんなこと言われても、突然過ぎて何だか分からないでしょ!(笑)
高萩:アイドル界の人狼マスターになろうって思っていて。
吉川:今、アプガ(2)の中で人狼ゲームがはやっているんですよ。プロで人狼をやっている方に、私たちの公式YouTube番組に来ていただいたりしているので、それを盛り上げていきたいなと思ってます。
――人狼ゲームが得意なアイドルになりたい、と?
高萩:得意なんてレベルじゃなくて、仕事にするくらいの。
鍛治島:“今、うそを付けるアイドル”みたいな(笑)。
吉川:今日も移動中に、メンバーと4戦してきました。
佐々木:それが本当にすごい試合だったんですよ。
鍛治島:私、ボコボコにされましたから。
高萩:でも、人狼でメンバーと会話することでチームワークが高まったなと思います。そもそもの人間としての中身が分かるし。
吉川:終わった後に反省会もやっていますからね。
佐々木:「あそこは人狼を守るべきだったよ!」とか、ライブの反省会くらいな感じで。
高萩:何の話なのか分からなくなってきちゃいましたよね(笑)。(吉川に)ちょっとアイドルっぽい目標で締めて!
吉川:え…Zepp Tokyoでライブがしたいですっとか?
高萩:あぁ、それは本当に実現したいです!
取材・文=青木孝司
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