国民的映画「男はつらいよ」シリーズで監督を務めた山田洋次が主人公・寅次郎の少年期を描いた「悪童 小説寅次郎の告白」をドラマ化した井上真央主演の「少年寅次郎」(毎週土曜夜9:00-9:50、NHK総合)。
寅次郎の出生の秘密から戦争を挟んだ“悪ガキ”時代、そして妹・さくらに見送られて葛飾柴又から旅立つ13歳までを描く。
そんな同作の脚本を担当するのは、連続テレビ小説「おひさま」(2011年、NHK総合ほか)、同じく“朝ドラ”の「ひよっこ」(2017年、NHK総合ほか)などを手掛けた岡田惠和。
岡田に今回描きたかった家族像や「男はつらいよ」シリーズに対する思い、山田洋次監督とのエピソードを聞いた。
――「少年寅次郎」を書くことになったきっかけを教えてください。
オファーが来たというより、立候補したという感じですかね。
「男はつらいよ」シリーズのDVDマガジンに山田さんの書かれた小説が連載されていたのですが、それを読んでいたんです。
ある種のネタ集のような、エピソード0のような形で、大人の寅次郎が少年時代を回想するというような内容でした。
そしてドラマの企画を考えていた中で「これはどうですか?」と提案しましたね。
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