つばきファクトリー・岸本ゆめの「後輩2人が純粋にうらやましい!」

2019/11/12 18:12 配信

アイドル

写真左から 平井美葉、岸本ゆめの、前田こころ

つばきファクトリー・岸本ゆめの、BEYOOOOONDS・前田こころ平井美葉が、「ハロプロ!TOKYO散歩」に出演。

ハロー!プロジェクトのメンバーが外国人観光客にお薦めできるよう"東京"の魅力を再発見する同番組の11月27日放送回では、岸本ら3人がナイツ・土屋伸之の進行の下、浅草を巡りながら"日本の伝統芸能"を学ぶ。また、浅草のスペシャリストとしてナイツ・塙宣之も参加し、浅草のお薦めスポットや関東のお笑いにまつわる知識を3人にレクチャーする。

今回、収録直後の3人にインタビューを行い、ロケの感想や互いの印象などについて聞いた。

――ロケの感想は?

岸本「浅草に来たことはあったのですが、お母さんや友達と来るのでは知れないことを知れましたし、これまでとは違った浅草の歩き方ができたなって思います」

前田「先日、(BEYOOOOONDS)メンバーの山崎夢羽ちゃん(※「崎」は正しくは「立さき」)と浅草に来て、仲見世通りを歩いて花やしきに行ったんです。でも、(浅草フランス座演芸場)東洋館は行ってなかったので、本当に貴重な体験をさせていただきました。また、ずっとナイツのお2人がロケを盛り上げてくださりすごく助けてくださって、本当にあっという間で濃い時間だったなと思います」

岸本「本当にあっという間だった~!」

平井「私も浅草には学校の行事などで来たことはあったのですが、仲見世通りから1本外れた通りに景観のある街並みだったり、芸人さんたちの衣装を扱っているお店があることを知れて、『浅草という街全体が1つの歴史だな』と感じました。また、ナイツのお2人がカメラが回っていないところでもさまざまなことを教えてくださって、すごく楽しく歩くことができました」

――ロケで印象的だったことは?

岸本「やっぱりクイズがすっごく勉強になりました!雷門の大提灯を畳む時とか、仲見世商店街に出店する時に昔はしなければならなかったこととか。あと、ナイツさんが教えてくれるビートたけしさんにまつわる話は本当にびっくりしました」

前田「東洋館はすごく印象的でした。楽屋まで行かせていただいて、絶対に普段は見られないじゃないですか!また、漫才を見せていただいたり、(東洋館の)会長にもお会いできて、本当に元気をいただきました。私たちも(アイドルとして)皆さんに元気になってもらう側でもありますので、『このくらいのエネルギーを出さないといけないな』としみじみ感じました」

平井「私は東洋館の客席ではなく演者さんが立たれている場所に立てたというのがすごく印象的でした。『たくさんの人を笑わせたい』と思う人が目指す場所の客席とステージの境界線を、今回はありがたくもまたがせていただいて胸に来るものがありました」

――グループの垣根を超えた3人によるロケというのも番組の見どころだと思いますが、今回のロケを通してお互いの印象はいかがでしたか?

岸本「ハロー!プロジェクトの他のグループのメンバーと関わる機会って大きいコンサートかラジオかYouTubeが多いので、今日みたいに一緒に並んで歩いたり、一緒にご飯を食べたり、一緒に学ぶことってないから、次に会った時に他の子とは違った近い距離感になっている気がします!」

2人「やった!」

岸本「今日の2人はBEYOOOOONDSでも『カッコ良い』って言われることが多い2人だと思うんですけど、ボーイッシュキャラって"カッコ良い"と"かわいい"の2つの面を持っていると思っていて、今日は2人とも"かわいい"方が出ていたと思うので、ファンの方々はぜひ楽しみにしていただけたらと思います」

前田「岸本さんは普段から面白くて、つばきファクトリーの秋山眞緒ちゃんと2人でふざけているイメージがあって...」

岸本「2人とも大阪出身なので...(笑)」

前田「今日も勇気を持って一発ギャグをやられているのを見て『私にはまだまだ足りないものがあるな』って感じて、すごいなって思いました」

岸本「でも、(番組内で披露した)こころちゃんの正拳突きとか美葉ちゃんのすごい角度のポーズは、見た人が一発で『おぉ!』ってなるけど、私にはそういうのがないから勇気だけで生きてるんですよ(苦笑)。だから、2人が純粋にうらやましい!2人は『正拳突きの子ね』『ダンスが上手い子ね』って覚えてもらえるけど、私は『あぁ、うるさい子ね』ってなっちゃう...(泣)」

平井「私は岸本さんの"笑いのノリ"が大好きで、一緒のバスで移動する時や楽屋でご一緒させていただく時などはこっそり耳をそばだてて『面白いな』って思ってるんです。そんな中で、今日は一緒にロケをさせていただいて、"笑いのノリ"の輪に入れたのがすごくうれしかったです」

岸本「実は、様子を見てるんですよね。つばきファクトリーとBEYOOOOONDSが一緒の楽屋の時など、『今はまだ(絡みに)行かない方がいいかな?』『行くと嫌われちゃうんじゃないかな?』って。でも、次からは行っていいってことですね!(笑)」

平井「全然来てください!うまい返しは全然できないですけど」

――今回の放送で注目してほしいところは?

平井「私は最後の罰ゲームですね(苦笑)。自分でも『あの時の自分に全部持って行かれたな』という悔しさが...。見てくださる方の私の印象って、あの瞬間しか残らないと思う(泣)。我ながら『おいっ!』って思いますが、まぁぜひそこを...(笑)」

前田「私は変顔をしたりメンバーの持ちネタの恐竜の物まねをしたりして、ちょっと頑張って振り切ってやったので、あまり見てほしくない気持ちもありますが新たな一面として楽しんでいただければ(笑)」

岸本「東洋館の会長さんの笑い方が独特で、会長さんがいらっしゃるだけで全員が笑顔になるという空間が生まれたんです。そんな中で、途中から私の笑い方が会長さんの笑い方につられて、笑い方がめっちゃ似てます!」

2人「それ、思いました!(笑)」

岸本「見ていただいて、気付いていただけたら!(笑)」

――最後に、視聴者の方に向けてメッセージをお願いします!

岸本「浅草って足を運んだことがある方が多いと思うのですが、それでも知らなかったことや日本人でも知らなかったことがいっぱいあると思うので、それらを2020年に向けてぜひ私たちと一緒に学んでいただけたらと思います!」

前田「今回のロケを通してすごくたくさんのことを学ぶことができました!おいしい食べ物情報もたくさん知ることができて『また来たいな』って思いましたので、ぜひ放送をご覧いただいて浅草に足を運んでいただけたらと思います」

平井「(浅草は)仲見世通りはカラフルで1本外れると懐かしいような景観があって、街全体が素敵な雰囲気に包まれています。この番組を見ていただいていろんな知識を得た上で来ていただいたらまた違った印象になると思いますので、ぜひご覧いただいて、実際に浅草に来ていただいて、東洋館でたくさん笑っていただけたらと思います!」

文=原田健