今回の公演は、ファン投票(10曲をセレクト)を基にカウントダウン形式で行うリクエストアワード(リクアワ)。
50曲を超えるレパートリーを持つWHY@DOLLだけに、どんな曲がランクインするか、ファンだけでなく、青木千春、浦谷はるなの二人もドキドキだったに違いない。
同率位があっても、順位が飛ばないという粋な計らいのおかげで、公演本編では全12曲が披露された。
曲間には、楽曲発表当時の二人の心境が語られるなど、古くからのファンも、最近のファンも、二人の心情の変遷を知れるようなトークで盛り上がっていた。
中でも面白かったのは「shu-shu-star」で、この曲は、ビルの谷間を走る首都高から見た景色――ビルの明かりが星みたいに見える――を歌ったものだという説明に加え、「北海道は田舎でビルがないから、shu-shuしない」(浦谷)、「森が多いからザーザーしてる」(青木)、「ザーザースターじゃん」(浦谷)と、最後までほほ笑ましいほわふわトークがさく裂していた。