L’Arc~en~Cielのリーダー&ベーシストとして活躍し、ソロ活動も精力的に行っているTETSUYA。10月に舞浜アンフィシアターで開催した50歳バースデーライヴ「TETSUYA LIVE 2019 "THANK YOU"4950」をdTVチャンネルのひかりTVチャンネル+で再配信!記念すべきライヴを振り返りながら、TETSUYA自身の音楽活動についても話を聞いた。
――今回のライヴでは、ステージが回転したり、天井が高くて照明が映えたりと、会場の舞浜アンフィシアターはTETSUYAさんの多彩な曲を表現するのにピッタリな場所でしたね。
TETSUYA「皆さんにそう言われますね、会場が僕に合ってるって」
――お客様との距離が近い円形のステージで、見どころ満載のライヴが繰り広げられました。内容はいつ頃から考え始められたのでしょうか?
TETSUYA「まず、あの会場ならではの演出がありましたよね。円形のステージが前にあるというのは、なかなかないですから。実際に作り込んだのは直前に集中してギュッと、という感じだったんですが、会場の下見は半年前ぐらいの、結構早い段階でしていて。その時にステージの仕掛けなどをいろいろと伺って、“じゃあ、普段できないようなこともできるよね”ということで、そこから組み立てていきました。
あと、僕にはJuicy-Bananasというバンドとアコースティック、2つのバンドがあって。今回は50歳という節目のバースデーライヴでもありますし、全員集合したほうがいいんじゃないかな、と」
――10人勢揃いした場面は壮観でした。中盤でステージがせり上がってスタートしたアコースティックコーナーでは、異空間へ誘われる心地に。セットリストや曲の配分は、どのように決められたのですか?
TETSUYA「メンバーとスタッフが大本のたたき台は作ってくれましたね。それを僕が見て、微調整して。でもほぼほぼ、8割方そのまま採用しています」
――ご自身が特に強く「この曲はぜひ!」と思われたのはどの曲でしたか?
TETSUYA「僕にとっては全てかわいい子どもたちなので、“特別この子が!”というのはないんです」
――新曲「白いチューリップ」がアコースティックで披露されたのも驚きでした。メロディーがキレイで歌詞が切ない、ロマンティックな曲でしたね。
TETSUYA「そういう意見が多いですね」
――「他にも新曲はたくさんある」とMCでお話されていましたが、あの曲を特に選ばれたのには何か理由があったんですか?
TETSUYA「うーん…。なんやかんや忙しくて(笑)。他に新曲があるとは言っても、まだ歌詞はない状態なんです。“せっかくだし、1曲ぐらい新曲を披露したほうがいいのではないか?”という意見もあり、急遽歌詞を書いてあの曲を歌った、という感じです。だから、歌詞を書いたのは本当に直前、リハーサルの前日とかだったと思います。“明日リハで歌うから書かなきゃ!”って」
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