――脚本を読んだ時の感想や本作の印象についてお聞かせください。
台本は設計図なので、読んだだけではイメージが湧かないことも多々ありました。ですが、撮影現場に入ってから中山さんをはじめ、長野さん、上地さんたちとの撮影を重ねていって、「このキャストでしかできないドラマになっているんだ」と今、とても興味深く感じています。
――ご自身が演じる内田櫂斗の役作りで心がけていることはありますか?
女性に対する考え方などが独特で共感できる部分が少ない役ですが、敏腕経営者でもあるので「焦ったり、困ったり、喜んだり」などの感情を相手に見透かされるような男にならないように意識して演じています。
そして、撮影現場で深川(栄洋)監督から丁寧で具体的な演出をしていただき、さらに人物像を膨らませて作り込んでいっています。
――視聴者にメッセージをお願いします!
WOWOWのドラマ特有の、いい意味で無駄や隙もあって、そして奥行きがある作品だと思います。ぜひご覧ください。
――脚本を読んだ時の感想や本作の印象についてお聞かせください。
いくつもの家庭の形があり、それぞれに何かを抱えていて、それが日常的にありそうで無さそうないろいろな出来事に揉まれることで、いろんな感情が生まれ、また違った形の物が見え、人って変わっていくんだなと感じました。
――ご自身が演じる鴨居葉介の役作りで心がけていることはありますか?
流美と再婚して引っ越したマンションで、偶然20年前に別れた元妻と再会し、隣人同士となってしまった葉介が、いろいろと起こる出来事にどう向き合って接していくのか。その中で、いろいろな形の優しさみたいなものが垣間見えるように演じられることが出来たらと思っております。
――視聴者にメッセージをお願いします!
3つの家庭のストーリーが絡み合っていくことで膨らみがあり、どこか身近に感じられる人たちがもがいている姿を見ていただけたらうれしいです。
――脚本を読んだ時の感想や本作の印象についてお聞かせください。
プロットの段階でストーリーの概要を聞いていた時は、ドロドロでディーブなドラマという印象でしたが、脚本になったものを読んだ時は意外なことにすごく爽快な印象を受けました。一人一人のキャラクターの立場や気持ちに共感できるドラマになるのでは、と思っています。
――ご自身が演じる富澤一太の役作りで心がけていることはありますか?
一太は、スポーツ万能だったけど挫折して、それでも妻の瑞希や家族のために一生懸命、家事をしている完璧な主夫です。でも、ただの良い奴なだけになってしまったら面白くないので、きちんと彼の欠点や足りない部分も表現したいと思って演じています。瑞希が感じている「物足りなさ」含めて彼のキャラクターを伝えられたら、と思います。
――視聴者にメッセージをお願いします!
どこかすれ違っていく3つの家族の中に、誰かの立場に共感したり、感情移入したりして、毎話、気持ちが揺れ動くと思います。1話だけ見ても面白いと思いますが、ぜひ続けて見ていただけたらうれしいです。
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