次に、一行は祇園へ移動し、芸妓や舞妓の前でボケ合戦を繰り広げる。しかし、舞妓たちの中に、白塗りをしたくっきー!の姿が。ここからは、さすがとしか言いようがない“くっきー!劇場”が幕を開ける。
それから、宴会場での夕食では、河本扮(ふん)する“ラウンジバーのママ”が場を盛り上げる。独特の声と喋り方で発せられる一言一言に引き込まれ、見ているうちにママのとりこになってしまった。大勢の芸人たちが素で笑っている姿も印象的だった。
また、ここでは後輩たちからさんまへ、「本当のNGを教えてください」などガチな質問が投げ掛けられる。そして、あまりテレビでは披露されてこなかったであろう、さんまが励みになった師匠からの言葉や、師匠から怒られたエピソードなども語られる。今までの空気が一変し、真剣なトーンでトークをする彼らの姿に、「普段、芸人たちが飲み会で真剣な話をしている時もこんな感じなのかな?」と思わされた。
2日目の朝は、生徒たちが「2019年に話題になった人」の格好をして集合。これだけの芸人が集まっているので、夜もにぎやかだったのだろうか、いつもパワフルなあのさんまもさすがに眠そう…。そんな貴重な姿も見ることができる。
その後、移動のバスの車内で、一人一人、何に仮装したのかを発表していき、一行は仮装姿での撮影の許可が下りたことが意外なとある場所へ向かう――。
新幹線の中で「旅の目的を面白く発表」、「社内販売員と面白いやりとり」というお題から始まったこの修学旅行。一体、いくつの回答が生まれたのだろうとも考えてしまうが、放送されるのはきっと苦渋の決断をして選ばれたよりすぐりの回答。よって、すべて確実に面白い。そんな“オモシロ”に期待しつつ、“大御所・明石家さんま”の前で、2日間戦い続けた芸人たちの勇姿も見届けてほしい。
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