「悪魔の手毬唄」あらすじ
岡山と兵庫の県境にある鬼首村では、由良家と仁礼家という、二つの名家が対立していた。
岡山県警警部・磯川常次郎の依頼を受け、金田一耕助(加藤シゲアキ)はその村にある亀の湯という温泉宿を訪れる。
そこの女主人である青池リカ(寺島しのぶ)は、20年前に起きた悲惨な事件によって夫の源次郎を亡くしていた。そしてその犯人、恩田幾三はいまだに行方不明だという。
ある日、鬼首村出身の人気歌手、大空ゆかり(中条あやみ)が帰郷するということで村中が活気に湧く中、リカの息子、青池歌名雄(小瀧望)の婚約者である由良泰子が滝つぼで死んでいるのが発見される。