――オファーを受けたとき
最初に聞いた時は本当に直美さんと共演させて頂くのも久しぶりで、ただただ“嬉しい”と思いました。昔の若い時のような…本をもらって「あ、嬉しい!こういうのができる!」という感覚が久しぶりに戻ってきたような錯覚を味わえましたね。
――役作りについて
直美さんと一徳さんのコンビはすごい憧れで。それぞれと共演させて頂いたことはあるんですけど、このお二人が一緒の現場っていうのは初めてだと思うんです。お二人が作る世界観に反応することが第一で、役作りはいらないとすら言えるかもしれないです。直美さんとのお芝居は、今までの経験では完全に「スポーツ」なので、反応と、一瞬のアイデア、そこに向かっていくスピードと、いつ蹴り込むかシュートだけを狙っています。つまり、作るというより反応する、ライブ感のほうに神経を傾けるのがこの現場では最優先すべきことかなと思いました。
――視聴者へメッセージ
昭和の逆襲のような、昭和の底力のようなものが、このドラマに宿るんではないかなと思うんですね。この撮り方で撮り切ったらすごいなと。平成・令和の、テストからまわしていくようなご時世に、昭和のやり方でずっとやって、内容もホームドラマという、昭和のいいところを全部切り取って時代を戻した感じがするので、そこもみどころのひとつになってるのかなと思います。
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