11月25日(月)の「新説!所JAPAN」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)では、歴史学者・磯田道史先生と行く歴史ミステリーツアー第4弾を放送。
「忠臣蔵」の“新説”、そして赤穂浪士の討ち入りに秘められた“真の目的”が明らかになる。
磯田先生は、門外不出の古文書があるということで滋賀・野洲へ。50年以上にわたって忠臣蔵を研究し、数々の貴重な史料を発掘してきた中央義士会・中島康夫氏と合流する。
中島氏は、四十七士の1人・近松勘六の家来であった近松甚三郎の子孫が保管していた貴重な品々の閲覧許可を、20年交渉してやっと得たという。
その貴重な品々とは、大石内蔵助から譲り受け、代々大切にしてきたという陣羽織と、テレビ初公開となる古文書。古文書を読み解き、これまで仇討ちと伝えられてきた忠臣蔵の“新説”を導き出す磯田先生。
ただの討ち入り物語ではなかった歴史の「新真実」を明かし、詳細についてスタジオで徹底解説。ほか、忠臣蔵の四十七士にゆかりのある貴重な史料を残す京都の寺や、大石内蔵助の切腹の介錯に使用された刀なども紹介する。
収録を終えた磯田先生は、“新説”の発見に「テレビ初公開の新資料で、忠臣蔵の目的として伝えられていたことがひっくり返されることを、いろんな方、そして日本中に紹介できることがとてもうれしいと思っています。興奮しました。長いこと歴史学に携わっていますけど、こんなに興奮する瞬間はそれほどあるものではないです」と大興奮。
また、“新説”の解説を聞いたMCの所ジョージも「ただ覆すというより、よりいい話になっているから、日本人の心みたいな。だから気持ち良かったですよ」と納得の様子。
歴史的発見となる今回の放送について、所は「見た人だけが得をするいい情報で、年末に『忠臣蔵』を見るときに気持ち良く、ここはこうなんだよって見られるんじゃないかと思う」と話す。
「本当の面白さがてんこ盛りの番組になった」という磯田先生は、「歴史学者としても、今回の資料は見た方がいいと思います。感動しました」と太鼓判を押した。
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