11月21日放送の「アウト×デラックス」(フジテレビ系)に、シンガーソングライター・柴田淳がゲスト出演。柴田はアラフォー独身女子ならではの不安を赤裸々に語り、柴田のTwitterには多くの共感コメントや応援コメントが寄せられた。
柴田淳は2001年のメジャーデビュー以来、150曲以上もの楽曲を作詞作曲。透き通った歌声と切ない恋心をつづった歌詞が心にしみると老若男女を問わず幅広い層に支持されている。しかし当の本人は「結婚して子供を産んで主婦になるってことが夢だったので、そうじゃない現実が始まりつつあって、その先のビジョンまったく考えてなくて」「今仕事に集中すると、ハッと『私、なんで仕事してんだろ』みたいな、『こんなことしてていいのかな』っていう」と真剣な表情で告白。あまりの悩みように番組では前回好評を博したアウト独身女子会を開催することとなった。
第2回アウト独身女子会は、漫画家・柴田亜美の麻布十番にある億ションで開催され、柴田と馬でしか癒されない再現ドラマの女王・芳野友美が参加。この日の柴田亜美は山里亮太(南海キャンディーズ)とマツコデラックスが「先生、名言が飛び出しますねぇ!」「今日絶好調ね!」と賞賛するほどで、ふるまった手料理をほめられても「家庭の味はねぇ出ないね、家庭持ってないしね」と初手から飛ばし、「だいたいみんなねぇ、薬膳しだす」「やたら酢漬けのもの作り始める」「(高齢結婚は)どっちが先にボケるかの、もうデッドヒートよ?」などと重みのある言葉を次々と繰り出した。
その後も、「とりあえず結婚したいんですよ!」とぶっちゃける柴田淳に「そのセリフが言えるんだったら希望はあるよ(笑)」と前向きな言葉をかけ、同世代にフリーが少ないことを嘆けば「一周回ったら離婚してるやつらばっかりになるから大丈夫ですよ」「うん、帰ってくる。戻りガツオみたいに」と即座にネタにして返す柴田亜美。それでも恋愛の始め方やトキメキまで忘れてしまい、寂しさのあまり無音にしたテレビをつけっぱなしにして人の気配を味わうと明かした柴田淳へ、「自分と友達になるのが一番いいですよ」と自分と向き合うための方法を提案。「大丈夫!そこ(孤独感や焦燥感)を通ってトンネル抜けたらね、わぁ~って楽しくなるから」と、逡巡する柴田淳の背中を押した。
スタジオでは、花見の二次会で出会い軽い気持ちで付き合い始めたのが始まりという新婚のミラクルひかるが「好きに後々なればいいと思って。今、すごい好きです」と自身の経験を告白。マツコも日々邁進してきたシンガーソングライターとしての柴田淳の努力を認めた上で、「結局、自分で選んでんのよ、人生って」「だから絶対大丈夫!このままで幸せな人だから、選んでんのよ、自分で」と、柴田淳の悩みの根底にあるものを言葉にしてみせた。
SNS上には「わかる!」「やばい泣けてきた」「しばじゅんのこと、もっと好きになったな」といった共感や応援のコメントが続々。柴田淳の心に寄り添って真剣な言葉を贈ったマツコや柴田亜美たちに対しても「金言連発」「アウトデラックスとは思えない神回」「アウト女子会、ステキすぎる」「マツコ、ホント優しいな」などと賞賛の声が上がった。
次回の「アウト×デラックス」は11月28日(木)夜11:00より放送。