迫田公介監督の長編初映画「君がいる、いた、そんな時。」が、11月22日から広島市内で開催されている「広島国際映画祭2019」でワールドプレミア上映を実施。
上映前のトークイベントには迫田監督や主演の小島藤子、広島在住のキャスト・スタッフが登壇し、2020年初夏に撮影地の広島・呉にある呉ポポロシアターや東京・K's cinemaほか、全国で公開されることが発表された。
本作は、小学6年生の男の子2人と新任司書の女性が織りなすハートウォーミングな物語で、迫田監督の出身地でもある広島・呉で撮影されたオリジナル作品。
日本人とフィリピン人とのハーフというだけでいじめられ、人との付き合いを避ける小学6年生の男の子。空回りして周囲から浮いているが、いつも笑顔で自分の居場所を求めている同じクラスの男の子。
彼らに唯一、明るく接してくれる図書室の新任司書の女性。それぞれに悩みや問題を抱えながら、不器用に生きる3人の姿を描いていく。
主人公・岸本正哉を演じるのは、本作の設定と同じく日本人とフィリピン人のハーフで、今作で初主演を果たすマサマヨール忠。同級生の香山涼太役は、呉市内で行われたオーディションで大抜てきされ、本作が初主演、初出演となる坂本いろは。
そして、2人が大切に思う存在の新任司書・山崎祥子を小島藤子が演じる。また、子供たちを理解する校長先生役は阪田マサノブ、正哉の父親役は広島で絶大な人気を誇る中国放送の横山雄二アナが担当している。
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