シーズン2、待望のDVD化! 参謀役のレーシングドライバーが語る「戦闘車」の“ホントの見どころ”<脇阪寿一インタビュー>

2019/11/25 05:30 配信

バラエティー

「自分の身は守りたい、でも、笑いも取りに行かないといけない…そんな芸人さんたちに、ぜひ注目してください」


脇阪寿一(わきさか・じゅいち)=レーシングドライバー。1972年7月29日生まれ、奈良県出身。現在、TOYOTA GAZOO Racingアンバサダー、SUPER GT Team LeMans監督などとして活躍


――では、「サッカー」のじゅんいちダビッドソンさんの他に、シーズン2で気になったプレーヤーは?

脇阪寿一哀川翔さんはとても運転が上手で、勢いもあって、感心しましたね。松岡充さんも、レース経験があるというだけあって、さすがのドライビングテクニックでした。ヤバかったのは…、千原ジュニアさんですかね(笑)。

――“ヤバい”というのは、いい意味で、ですか? それとも…。

脇阪:残念ながら、悪い意味で、です(笑)。若手の頃、「ジャックナイフ」と呼ばれていたという話を聞いたことがあるんですが、その逸話が信じられなくなるくらい腰が引けていて…というより、身も蓋もない言い方をしてしまうと、運転が下手なんですよ(笑)。

…あと、ジュニアさんとはまた別の意味でヤバかったのが、小沢仁志さん(笑)。

――小沢さんは、武闘派のドライバーですからね…。

脇阪:そうですね(笑)。僕はプレー中ずっと、なるべく離れた所にいるようにしました。

――(笑)。今後もし、「戦闘車 シーズン3」が制作されることになったら、挑戦してみたいことはありますか?

脇阪:コンディションの悪い道ばかりを通って、目的地までどれだけ早く到着できるかというレースをやってみたいです。ものすごく細い橋を渡ったり、傾斜がほぼ90度くらいの…“壁”を駆け登ったり。クルマって、考えられないような意外な動きができたりもするんですよ。そういう面白さを伝えられるような企画があると面白いかなと。

戦闘車をストーンに見立てて、相手のクルマを弾き飛ばす「戦闘車 カーリング」。リンクには1トンもの大量のローションが流れ、戦いの行方は予測不能!


――では最後に、これから「戦闘車」を見てみようと考えている読者の方々へ向けて、メッセージをお願いします。

脇阪:クルマをぶつけて戦うなんてことは普通なら許されないことで、まさに非現実的な世界。あれだけたくさんのクルマが壊れたら、見ていて引いてしまう人もいらっしゃるかもしれませんが、僕としては、そんな非現実を見事に笑いに変えていく芸人さんたちは、やっぱりすごいなと思うんですよ。自分の身は守りたい、でも、笑いも取りに行かないといけない…そんな葛藤を抱きながら必死に運転している芸人さんたちの姿に、ぜひ注目していただきたいですね。

それと、クルマの運転は本来の性格が出るものなので、このDVDを見れば、出演者の皆さんの意外な素顔が覗けるんじゃないかと思います(笑)。