阿部寛主演のドラマ「まだ結婚できない男」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)に咲妃みゆが出演している。
2006年に放送された「結婚できない男」の続編で、53歳となり、偏屈さに磨きがかかった独身の建築家・桑野(阿部)の日常を描く同作。
咲妃は桑野の事務所に仕事を依頼している住宅プロデュース会社の中堅社員・森山桜子を演じている。
今回、そんな咲妃にインタビューを実施。宝塚歌劇団の雪組トップ娘役として活躍し、2017年に退団後も舞台を中心に活動してきた咲妃にドラマで受けた刺激や共演者とのエピソードなどを聞いた。
――「まだ結婚できない男」に出演すると聞いた時のお気持ちを教えてください。
信じられない気持ちでいっぱいだったのと、とてもうれしかったのを記憶しています。
「結婚できない男」は世間的にも旋風を巻き起こした作品でしたし、そんな作品の続編ということで、どういう空気感で撮影に臨んだらいいのだろうと撮影が始まるまでは不安や戸惑いがありました。
でも続投されているキャストさんやスタッフの皆さんも本当に温かくて…。その温かさに救われました。
――出演が決まって、周りからの反響はいかがでしたか?
「結婚できない男」が好きだったという方や、そのドラマにゆうみ(咲妃の愛称)が出るなんて信じられない、という声がたくさん届きました。
映像作品のファンの方だけでなく、舞台を多くご覧になる方や舞台に携わる方も楽しみにしてくださっている作品なんだなと感じ、とてもうれしかったですね。
また、オンエア中にもファンの方がTwitterなどでリアルタイムに反応してくださるのですが、舞台に立たせていただいている時にはそういった反応はなかなかないのでとても新鮮でした。Instagramに寄せられている皆さんからのコメントなどもうれしく読ませていただいています。
また、私は宮崎県出身なのですが、この作品は放送局の少ない宮崎でもオンタイムで見ていただけるので、家族も含め親戚も見てくれているんです。両親も喜んでいて、親孝行できているかなと思っています。
舞台というのはお客さまに足を運んでいただきますが、映像は皆さんのもとに自分たちが訪れることができる機会なんだなと感じて…。
テレビって皆さんと近づくことができるとても温かくありがたい存在だなと思いました。
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