関根勤がスター・チャンネルで1日編成局長に就任!「良い作品が多くて悩みました…」

2011/04/24 10:00 配信

芸能一般 インタビュー

1日編成局長に就任した関根勤

BS放送の映画専門チャンネル、スター・チャンネル ハイビジョンは、 5月8日(日)にスペシャル番組「関根勤 映画の時間:春スペシャル ~もしも関根勤がスター・チャンネルの一日を編成したら!?~」を放送することを決定した。同番組の収録が2月23日に都内で行われ、1日編成局長に就任した関根勤に話を聞いた。

同番組は、昨年1年間にわたり放送された映画トーク番組「関根勤 映画の時間」のスペシャル版。芸能界きっての映画好きとして知られる関根が、ゴールデン・ウイーク最終日となる5月8日(日)に同局で放送する映画6作品を選び編成するというもの。時間帯ごとに、「関根的名作枠」「吹き替えファミリー映画枠」「絶品コメディー枠」などの全6ジャンルが設けられ、それぞれの候補作を複数選んだ後、最終的に放送する6作品を決定する。

収録を終えた関根は、「放送作品を選ぶということで責任を感じましたが、楽しかったです。(サッカー日本代表のアルベルト・)ザッケローニ監督がフォーメーションを悩むみたいな感じなのかな(笑)。いい選手をラインナップしたいっていう監督の気持ちが分かりましたね」と満足げ。実際、選ぶ側に立ってみて「見るのは視聴者なので、自分で勝手に選ぶだけじゃダメですからね。視聴者が楽しめる範囲で、“関根勤プレゼンツ”という個性を出しました。僕自身が普段は視聴者なので、その辺の意識は楽でしたね」と分析。とは言いつつも、好みの作品を外してしまったようで、「『スネーク・アイズ』('98年、国防長官暗殺をめぐる陰謀を描いたサスペンス)とか、入れたかったんですけどね~。ブライアン・デ・パルマ監督好きなんです」と、少しだけ悔いも残った様子。

夜7時台の“プライム枠”の作品を選ぶ際には、テレビ情報誌で映画紹介を担当している女性編集者3人によるおすすめ映画のプレゼンを見て、その中から1つを選ぶという方式が取られたが、「本当にどの作品も良かったです。映画ファンだけあっていいところを突いてきましたよね。結局1作品選んだわけですが、ある意味どれでも良かったと思っています」と頭を悩ませたようだ。

また、基本的に映画は映画館で見るという関根は、「(映画館の)雰囲気が好きです。でも、こないだ『イングロリアス・バスターズ』('09年、クエンティン・タランティーノ監督による第二次大戦中のフランスを舞台にした戦争アクション)をBlu-rayで見たんですけど、迫力が映画館に近くてすごい! 作品も良くて、映画館で見逃したことを後悔しました。あまり期待していなかったんですよ。なので“軽く見ていてすみません!”って、タランティーノ監督とブラピ(ブラッド・ピット)に謝りました(笑)。最近、映画館に足を運んだ作品は『マチェーテ』('10年、わなにはめられた元連邦捜査官の報復を描いたバイオレンス・アクション)ですね。新宿で見たんですけど、映画館を間違えちゃって…ぎりぎり間に合いましたけど、最初の方は汗びっしょりでTシャツで見てました(笑)。パンフレット買おうと思ったら、作ってないらしいんですよね。さすが低予算!だなって」と近況を明かした。

そんな関根に、今後やってみたい編成を聞くと「やっぱ“監督特集”は外せないですね。あとは、“ブルース・リー、ジャッキー・チェン、スティーブン・セガール、千葉真一の中で誰が1番強いか特集”とかね(笑)」とさらにマニアックな野望を明かした。