表彰の場でも、そんな謙虚さは変わらず。「GQ MEN OF THE YEAR 2019」授賞式では、「今年はありがたいことに賞を頂くことが多くて、この状況に自分が驚いています」と心境を明かし、「たくさんの方々に支えられてなったことだと思うので、感謝の気持ちでいっぱいです。これからさらにもっと上を目指すために、今の自分にできることを全力でやって頑張っていきたいと思います」とさらなる飛躍を約束した。
謙虚で誠実な人柄は、小学校から高校まで続けた極真空手で身につけたもの。空手の経験について、横浜は過去に「小学生のころから極真空手を始めて、毎日、練習をしていました。中学生で黒帯になったんですが、そのころは自分が負けたら道場の評判に関わると思ってプレッシャーが半端なかったです。でもそれを乗り越えられたのは、一緒に戦った友達がいたから。空手は試合をした後、あいさつをしに行くんです。また戦おう! 次は負けないぞ! という思いを抱いて、友達になっていくんですよ。そこには年齢や国は関係なかったですね」と語っている。
13・14歳男子55kgの部では世界一にも輝いた。相手を敬い、目の前のことから逃げずに真正面から向き合う。そんな武道の精神にのっとって鍛練した心身の裏付けが、2019年の快進撃につながった。
2020年1月期には、初の主演ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」(日本テレビ系)が控える。俳優・横浜流星の“本当の強さ”が見られるのは、むしろここからなのかもしれない。
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