高橋の作品について、中川が「めちゃくちゃカワイイです。ひと目で高橋先生のデザインだと世界中の人がわかってしまうってすごいことですよね」と、北島が「高橋先生の作品を見て選手たちも勇気づけられたことがあると思いますし、『スポーツ選手になりたい』『オリンピック選手になりたい』という思いが連想されるので、オリンピックっていいなと思ってもらえるような作品になっていると思いました」と感想を伝えた。
もう一人の参加者、松本零士はイタリア訪問中に体調を崩して一時は“重体”という報道が流れたが、「最初の報道にあったようなことは全くなくホッとしております。退院や帰国は未定ですが順調に回復に向かっています。長時間のフライトに耐えられるか、現地の医療スタッフの皆さんが慎重に対応してくださっているので安心してください」と本人からコメントが寄せられ、ステージ上の3人も安堵の表情を見せた。
松本の作品もパネルで紹介され、高橋が「松本先生の作品で好きなキャラクターはハーロックなんですが、そういうクールな感じではなくて、ファンシーで明るい感じだったことにビックリしました。松本先生はスポーツに対して、楽しいものだという認識があるんだと思いました」とコメント。実は松本は水泳競技が好きで、作品には水泳のシーンを描いたと知った北島は「泳いでいる絵を見てドキッとしました。来年、二度目の東京オリンピックを楽しんでもらいたいので、早く元気になってほしいなと思います」とメッセージを送った。
ここで、高橋から北島と中川にサイン入り贈呈カードのプレゼントというサプライズが!中川は「まぎれもなく本物の高橋先生の線ですね! 普通のサインペンで描かれたはずなのに輝いています! ご褒美をいただきました。人生、何があるかわからないですね。末代までの家宝にします」とさらにテンションが上がっていたが、北島も「感激です! こうやってマジマジと見るのは初めてなので言葉にならないですね。“何も言えねぇ!”です」とあの名言で喜びを表現。