“ブレーク女優”奈緒、夢だった劇場での主演作公開に「とても幸せな気持ちです」

奈緒「笹野さんのおかげで成り立った」

また、撮影時に印象的だったエピソードを聞かれ「笹野さんの隠し撮りをフィルムカメラでしました。笹野さんとのシーンが終わって控室に戻った時、笹野さんが戻っていらして…。

笹野さんのおかげですごくよくなって成り立ったシーンがたくさんあったんですけど、それでももっとよくしようってたくさん悩まれて、窓の外を見ながらたそがれている…後ろ姿を私はこっそりこう撮って…」と奈緒が打ち明けると、笹野は寝耳に水だったようで「ちょっと待ってくれよ。じゃあ、その写真集を出してくれ」とツッコミを入れ、またも会場を爆笑に包む。

それを受け、奈緒は「その写真を今でも見返します(笑)。とってもすてきな写真なので」と話すと、笹野は「知らなかったなぁ。でも、何か背中に視線を感じたんだよ…」と照れくさそうにしていた。

そして、作品にちなんで今後挑戦したいことについて、奈緒は「最近ありがたいことにお仕事が充実していて、なかなか時間がなくなってきて、マネジャーさんと話す時間が前より少なくなっているんですよ。

ここで絆を深めるために一緒にバンジージャンプを飛びに行きたいと思っています。なるべく高い所がいいなって思っているんですけど…(笑)」と宣言すると、村上から「バリがすごいっすよ！　バリ島いいんじゃない？」とアドバイスが。

しかし、奈緒は苦笑いで「バリですか…？　海外は友達と行きたいです…」と本音をポロっと漏らしていた。

その後、ゲスト・サボテン高水春菜の主題歌「スプートニクの夜明け」生ライブやフォトセッションを終え、最後に奈緒は「今日は本当にお越しいただいてありがとうございました。ユーロスペースには思い出があって、前にスクリーンで作品撮りをやらせてもらったんです。

映画館でどうしても写真が撮りたいっていうのを聞いてくださって、営業が終わった後、映写室にも入らせていただいて、『席に座って自分が好きな映画を見ている自分』を撮らせていただいたんですよ。

その時にもし、自分が出た映画がユーロスペースでかかることがあったらいいなって話をしていて、それが3年前くらいなんですけど、こうやってかなうことができて、皆さんの顔をここ(壇上)から見られて、とても幸せな気持ちです。

今日はどんな顔をして皆さんが映画を見ているのかなって想像しながら帰りたいと思います。本当にありがとうございました」とあいさつし、舞台を後にした。