back numberなりの「最強のおもてなし」がWOWOWで放送!

2019/11/29 21:00 配信

音楽

WOWOWプライムでは、back numberの最新ツアーの模様を収めた「back number NO MAGIC TOUR 2019」を、11月30日(土)夜8:00より放送する。

back number「NO MAGIC TOUR 2019」より


2018年には東京、大阪、名古屋の3大ドームツアーを行い、5公演を成功させたback number。その余韻も冷めやらぬ中、2019年春からスタートしたのが、「back number NO MAGIC TOUR 2019」と題した18会場35公演に及ぶアリーナツアーだ。

3月にリリースされたアルバム『MAGIC』をフィーチャーしたこのツアーの中から、今回放送されるのは8月24日の大阪城ホール公演。放送に先がけて、こちらのライブの模様をレポートする。

ライブの楽しみ方を清水自ら解説!


『MAGIC』は、2015年末リリースの『シャンデリア』以来3年以上のインターバルをもって送り出されたファン待望のアルバム。それを携えたツアーは、「大不正解」がオープニングを飾った。

ピアノを主としたインストゥルメンタルのSEから一転、「行くぞー!」と叫ぶ清水依与吏(Vo./Gt)を筆頭に、小島和也(Ba./Cho.)、栗原寿(Dr.)というメンバーたちも1曲目から全力で演奏していく。

【写真を見る】清水依与吏(Vo./Gt.)が、観客たちへ「最高のおもてなし」を!


最初のMCで清水は、初めてback numberのライブに来た人に向けて「特に難しいことはないの、うちのライブは。一生懸命作った1曲1曲を大事に演奏するだけしかできないけれども、それが俺たちなりの最強のおもてなし。

『楽しんで』っていう言葉では言い表せないけど、一段階深い意味で、楽しんで帰ってください!」と、自分たちのライブの楽しみ方を伝授。常連のファンも初見の人もフラットに堪能できる土壌を作ってから、次のパートに入っていく。

「泡と羊」では会場が一体となり、「サマーワンダーランド」では夏を感じさせた。ドラマの主題歌としてヒットしたシングル曲「オールドファッション」、雨の音から始まる「雨と僕の話」、そして「思い出せなくなるその日まで」と、back numberのバラードを存分に堪能させる。

かと思えば、「ロンリネス」「エキシビジョンデスマッチ」「SISTER」などのロックチューンを連投し、映像やレーザーを駆使した演出がダイナミズムを増幅させる。「あかるいよるに」では『MAGIC』のジャケットとリンクするようなキラキラの紙吹雪が会場を覆いつくした。

back numberによるライブの模様を収めた「back number『NO MAGIC TOUR 2019』」が、11月30日(土)WOWOWプライムにて放送!


「良いところもかっこ悪いところも全部含めてback number」(清水)


後半も『MAGIC』の曲とそれ以前の曲を織り交ぜたセットリストを展開。「HAPPY BIRTHDAY」「瞬き」といったヒット曲を情感たっぷりに歌い上げた清水は、「良いところもかっこ悪いところも全部含めてback numberなんだなって、このツアーで改めて思いました。

俺たちは、聴いてくれるあなたと日本一深い場所で出会うバンドになりたい。絶対そういうバンドになってみせるんで、これからもback numberを聴き続けてください」と力強く宣言。その言葉に続いて「最深部」を届け、「スーパースターになったら」で本編を締めくくった。

アンコールに応えて再登場したメンバーは皆一様に晴れやかな様子。栗原は「1人ひとりの熱量がすごくてパワーをもらって、いつもの1.5倍くらいの力でやっちゃってヘトヘトなんですけど(笑)。それぐらいエネルギッシュな1日でした!」と笑顔で伝える。

代表曲のひとつ「ハッピーエンド」と、感謝を伝える歌「手紙」を演奏し終わると全員でステージに並び、万雷の拍手の中、深くお辞儀をして客席に手を振り続ける3人。名残惜しそうに、それでいて充実した表情でステージをあとにした。

実績と自信が築き上げた、最新フェーズにあるback numberのパフォーマンスを、ぜひとも放送で堪能しよう。