第8話では、房江を巡って二人の恋敵が衝突する。これまでも、喫茶「ポラリス」内で競ってはいたが、檀野が光司と綾子に一気に近付く。
壇野は、“外側から囲う”タイプなんだろう。房江の家族から気に入られることが、房江に近付く一歩となると考えたのではないか。
一方、牧本は満を使って、房江と壇野の仲をこじらせようとする。牧本が、満のことをよく理解しての行動だと思った。
その後満は、綾子と光司が壇野と食事に行った際のことを、どこから仕入れたのか分からないが、問い詰めていく。綾子は慣れたように交わしていくが、満がへリクツを並べたときに飲み込まれてしまう。
そうなるのも無理はない。なぜなら、満のいうことが正しく聞こえてしまうのだ。わたしが綾子だったら、泣いている。
そういえば、わたしの親戚にも満みたいな人がいる。30代、ニート。
この先あの人は、どうするんだろうなぁとふとしたときに思う。満もそうだが、「働きなさい!」と頭ごなしにいうのは、逆効果なんだよね…。とにかく、「綾子、頑張れ!」とわたしは思っている。
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