2020年1月9日(木)から全国6都市で上演される舞台「『罪のない嘘』~毎日がエイプリルフール~」の記者発表が12月3日に都内で行われ、佐藤B作、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、小林麻耶、菅原りこ、あめくみちこ、鈴木杏樹、片岡鶴太郎が登壇した。
本作は、三谷幸喜の名作「アパッチ砦の攻防」が原作。1996年に三谷が「劇団東京ヴォードヴィルショー」のために書き下ろしたシチュエーションコメディーで、今回9年半ぶりの上演となる。
舞台初出演となる小林麻耶は、辰巳(3月公演は室龍太)が演じる堤万次郎の母・タミ子を演じる。
「台本を拝読した時、あまりの面白さにページをめくるのが楽しくて楽しくて、あっという間に読み終えてしまいました」と言い、「舞台初出演となるのですが、タミ子さんをどんなふうに演じたらいいのかなと、細かく想像しながら、タミ子さんをしっかりと演じられるように、たっぷりと稽古したいと思います。不安はあるんですけど気合十分。ワクワクが止まりません。ただ。思わずぶりっ子が出ないように気を付けないと」と、待ちきれない様子を見せた。
また、「ドラマ「あすなろ白書」(1993年、フジテレビ系)が大好きで、鈴木杏樹さんとご一緒できるなんて、今も信じられない気持ちでいっぱいです。タイムマシンがあったら、中学生の自分に言いに行きたい」と興奮。
鈴木が「ビックリしました。光栄です」と笑顔で返すと、小林は「あまり目を合わせられないくらい、本当にうれし過ぎます! 信じられません。夢なんじゃないかと思います」と気持ちを抑えることができない様子だった。
ある日の午後、高級マンションの一室。以前この部屋の持ち主だった鏑木が、テレビの修理業者を装ってやってくることから始まる。
彼は妻子と別れ、今は愛人と暮らしているが、娘が婚約者を連れてくることに。そこで、4日前まで住んでいたこのマンションで会うためにひと芝居=<嘘>をつくことを思いついたのだ。
ところが、今の居住者の鴨田夫妻が留守の時間帯を調べて入りこんだはずなのに、次々に夫妻が帰宅してきてしまう。
そのうえ、マンション自治会の副会長夫妻や不動産屋、鏑木の前妻や愛人、ついには娘の婚約者の両親までが、入れ替わり立ち替わりやってきて…。ちょっとした<嘘>のはずが、繕えば繕うほどに、いつの間にか“おおごと”に…。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)