仲野太賀と衛藤美彩がW主演を務める映画「静かな雨」が、11月30日に開催された「第20回東京フィルメックス」のクロージングセレモニーで、最も観客から支持を集めた「観客賞」を受賞した。
審査員長のトニー・レインズは、「10作品、本当に多様性に富んでいた。それらに一つ共通点があるとすれば、市山尚三ディレクターの選択眼が特殊なものだということ。自分も多くの映画祭で審査員を務めてきたが、これほどまでにすべての作品が、終始一貫して同じレベルを作品が持っている、そういう映画祭というのは稀。
(審査員も)多種多様で、それぞれ国も違いますし、今回は日本から二人、イランから一人、カザフスタンから一人、英国から(トニー・レインズ自身)一人、かなりいいいミックスだったと思う」と、充実した内容だったことが伺える言葉で、今年のフィルメックスを振り返った。
映画「静かな雨」は2月7日(金)より、東京・シネマート新宿他全国順次ロードショー公開。
「静かな雨」監督の中川龍太郎です。
東京フィルメックスという、学生時代から友人としょっちゅう通っていた映画祭で観客賞という、素晴らしい賞をいただけて本当にうれしく思っています。学生時代に何度も何度も行っていた映画祭なので、その時一緒に見ていたお客さまからのご支持が少しでもいただけたのだとしたら、こんなに光栄なことはございません。
この映画「静かな雨」は2020年2月7日に劇場公開されますので、その時また見ていただけたらうれしいです。今回は、本当にありがとうございました。
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