WEBサイト ザテレビジョンでは、12月1日の「視聴熱(※)」ドラマ デイリーランキングを発表した。
12月1日に第45回「火の鳥」を放送。事務総長を解任されてしまった田畑(阿部サダヲ)だったが、自宅に岩田(松坂桃李)や松澤(皆川猿時)ら組織委員を集めてひそかに東京オリンピックの開催準備をあやつり始める。
そんななか、オリンピックでの金メダルを期待されていた女子バレーボール日本代表の監督・大松(徳井義実)が辞意を表明。バレーボール選手たちが、青春を犠牲にして、婚期を遅らせていることに疑問を抱いた大松。田畑は、一度は説得に失敗するも、妻・菊枝(麻生久美子)と娘・あつ子(吉川愛)を伴って、再び大松のもとを訪れた。
それでも選手の青春や家庭をあと2年も犠牲にすることを悩む大松に、菊枝は「やるべきことを途中で投げ出した男が家に帰ってきても家族はうれしくありません。体だけ帰ってきてもだめ。心が留守じゃだめ」と訴える。さらに、日本代表チームの主将・河西(安藤サクラ)は「青春を…。青春を犠牲にして、そう言われるのが一番嫌いです!私たちは青春を犠牲になんかしていない。だって、これが私の青春だから!」と告げ、他の選手たちも賛同。大松は復帰を決意した。
この一連のシーンは視聴者の涙を誘い、SNSでは田畑の口ぐせをもじった「#いだてん最高じゃんねぇ」とのハッシュタグが付けられた投稿も大盛り上がり。
また、日本人女性初のオリンピック選手・人見絹江(菅原小春)や日本人女性初の金メダリスト・前畑秀子(上白石萌歌)らの頃とは違い、“国を背負って”ではなく、自分のためにバレーをしていると語った田畑。女子スポーツ黎明期から今回への流れに、視聴者の感慨もひとしおだった。
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