アプガ(仮)新井愛瞳「アドリブ慣れしてるので、せりふ覚えは苦手」主演映画が公開<Interview>

2019/12/12 07:16 配信

アイドル インタビュー

アップアップガールズ(仮)・新井愛瞳の主演映画「セブンティーン モータース」が彼女の地元であり、ロケ地でもある群馬での上映を経て、12月14日(土)より東京で初公開される


アップアップガールズ(仮)新井愛瞳の主演映画「セブンティーン モータース」が12月14日(土)より、東京・池袋シネマロサで公開。既に映画のロケ地であり、新井の地元でもある群馬を中心に上映されてきたが、いよいよ東京初進出となる。

彼女が演じるのは、父親を早くに亡くし、一人っ子の母子家庭で育った女子高校生のくるみ。そんなくるみが父親の残したハーレーダビッドソンのバイクを見つけ、修理を始めようとしたことから、母親や同級生、幼なじみらと真剣に向き合うことになる、ひと夏の姿を描いた青春映画となっている。

2020年には結成10周年目に突入するアプガ(仮)のメンバーとしても、女優としても活躍を繰り広げる新井に単独インタビューした。

映画を通じて、かなりバイクのイメージが変わりました


――これまで群馬を中心に上映されてきた映画ですが、いよいよ東京初進出になりますね。

群馬って近いようで遠いので、東京でも上映してほしいという声もありました。撮影が終わってから1年半くらいたちますけど、幼なじみ役の醍醐虎汰朗くんは主演を務めたアニメ映画「天気の子」も公開された後というタイミングの上映で、たくさんの方に見ていただけるんじゃないかなって思います。

――地元の群馬で主演映画の撮影ができたことは、やはりうれしかったですか?

初めに映画の主演というお話をいただいたときもうれしかったですけど、後々になって群馬で撮影すると言われて、本当にうれしかったですね。ぐんま観光特使をやらせていただいているので、今までも地元でお仕事をしたことはありますけど、また違った形で群馬に関わる機会をいただけたのはありがたいです。

――鶴田真由さん演じるお母さんをはじめ、周囲の人たちとの気持ちのすれ違いなどが描かれる作品ですが、群馬の風景の空気感も相まって爽やかな映像になっていたと思います。

2018年5月の終わりくらいの撮影でしたけど、天候にも恵まれて気持ちよく撮れましたね。

――元々、バイクに縁があったわけではないですよね?

全くなかったです。バイク好きの友達から写真を見せてもらったことがあるくらいで、乗ったことはなかったです。バイクと言ったら、“いかつい兄ちゃん”たちが夜に大きな音を出して走っているような“田舎あるある”なイメージしかなかったです(笑)。今回の映画を通じて、かなりそのイメージは変わりましたね。

――そういう意味では、バイクのことを全く知らないくるみと同じ感覚で演じられましたか?

部品や工具を見ても「何、これ? どうやって使うの?」というところは一緒だったし、くるみちゃんという役にはすっと入りやすかったです。

――そんなくるみという女の子の印象はどうでしたか?

一人っ子でちょっと甘やかされて育ったわがままな女の子っていう感じですね。あれをやりたい、これをやりたいと言って、周りを振り回しちゃうタイプ。元気で活発なところは魅力的ですね。

この映画に出演して以降、バイクが停まっていると、つい見てしまうようになったとか