――アップアップガールズ(仮)としての活動の一方で、ドラマや映画の仕事も増えてきていますね。
これからも演技の仕事はしていきたいです。アイドル活動をしていることで、普通の同世代の子にはできない経験をさせていただけているのはありがたいことなので。
アプガ(仮)自体が、普通のアイドルとはまた違ったジャンルなのもありますけどね(笑)。アプガ(仮)じゃなかったら、富士山に登ったりもしていないし、いろんな人生経験ができてうれしいです。
――女優としての今後の目標はありますか?
いろんな役をやって、一皮むけたいですね。殺人犯の役とかやってみたいです。「相棒」(2000年〜、テレビ朝日系)や「科捜研の女」(1999年〜、テレビ朝日系)など、ミステリードラマが好きなので。醍醐くんからも「悪い女の役、似合いそう」と言われましたけど、そんなふうに見えるんですかね(笑)。
――アプガ(仮)としても、ニューシングル「It's Up To You/HAPPY NAKED!!/BIG BANG」が発売されましたね。
曲調はそれぞれ違いますけど、3曲ともハッピーソングです。これまでにもトリプルA面シングルは出させていただいたことがありますけど、楽曲のコンセプトは違っていたので、シングル1枚通して共通のテーマを歌うのは初めてですね。
――2020年にはついに結成10年目に突入します。
いい節目なので、何か大きなことができたらいいですね。2018年には持ち歌80曲全曲ライブをやりましたけど、もうすぐ90曲になるので“100曲ライブ”ができる日も近いかなって。メンバーの体力の問題もあるので、早めにやっておかなきゃって思います(笑)。
これからもそんな破天荒なことをやり続けるアプガ(仮)でいたいです。アプガ(仮)だけでなく、アプガ(2)やアプガ(プロレス)の後輩たちも含めて。
――今回の映画にもアップアップガールズ(2)の鍛治島彩さんが出演していますね。
アプガファミリーファンの方には、かじぃを見つけてほしいです。演技初挑戦なので。以前にアプガ(仮)のメンバーで「讐〜ADA〜」(2013年)という映画をやらせていただいたことがあるんですけど、アプガファミリーでそんなことができたらいいですね。
――では、最後に改めて、映画「セブンティーン モータース」のアピールをお願いします。
アプガ(仮)やアイドルのファンの方や、甘酸っぱくて熱い青春映画が好きな方はもちろんですけど、バイク好きの方にはぜひ見ていただきたいです。自分で乗るだけではなく、バイクを見るのが好きとか、カスタムして組み立てるのが好きという方にも。いろんなシーンに出てくる格好良いバイクを見てほしいです。
取材・文=青木孝司
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