2019/12/04 06:00 配信
ハロー!プロジェクトのメンバーに“ハロプロメンバーの中から、〇〇さんと2人きりで××したい”というアンケートを実施。そのメンバー自らが考えたロケを実現するバラエティー「ハロプロ ONE×ONE(ワンバイワン)」(全10回予定)。
各配信回の最後には、モーニング娘。’19のメンバーが当時のエピソードを交えながら思い出に残っているコンサートについて語る「思い出ライブコメンタリー」も配信。モーニング娘。がライブに懸けている熱い思いが感じ取れる企画となっている。
そんなコメンタリーの収録後、モーニング娘。’19のメンバーが、それぞれのライブ対する思いを語った。
2019年11月20日配信「モーニング娘。が“ライブ”に懸ける熱い思いを語る!<「ハロプロ ONE×ONE」インタビュー 前編>」の続き。
――収録時に、横山(玲奈)さんの「自分が変われたツアーだった」というコメントや、譜久村(聖)さんの「自分にとって挑戦だったツアー」というお話も出ましたが、皆さん自身が変われたツアーを教えてください!
小田さくら「私はライブコメンタリーの自分の映像のときにセレクトした“gradation”っていう2015年の春ツアーです。後輩ができてからの初めてのツアーで、やっぱり後輩ができると変わるなって。
あのときからスイッチが…入ってなかったわけではないんですけど、今に向かうスイッチというか、最初は別の道を目指していたものが、今の道にシフトチェンジしたのはあのときかなって。
羽賀朱音「私も後輩が自分にできてからのツアーかな? 2017年の春ツアー“THE INSPIRATION !”。ライブが楽しい!って、素直に思えるようになったのがこのときだったんです。
それまでも楽しくなかったわけじゃないんですよ? ただ、心の底から『あ、ライブできているこの瞬間、この瞬間にいられてよかったな』っていう気持ちが素直に出るようになったのが、このツアーかなって」
石田亜佑美「8年もやっているから何段階もあるんですけど、一つ挙げるなら私も羽賀と同じで“THE INSPIRATION !”かな。その前のコンサートツアーの“MY VISION”のときに気持ちに変化が出て、“THE INSPIRATION !”のときに変われたなって気がします。
“MY VISION”ツアーで、『私はこういう夢があって』って自分のビジョンを話すシーンがあったんです。そういうことを口にすることで自分の考えていることも皆さんに知ってもらえるし、口に出すことによって自分の意識も定まる。何となくフワフワしていたものが『言ったからにはやらなきゃ!』って思えたんです。
私は歌に対してすごく苦手意識があって、マイクを通して声を届けるっていうのがすごく怖い時期だったんです。でも、そのツアーでソロ曲も歌って『歌って踊っている、今、この私を見て!』って思えるようになっていったんですよ。
そこで少しずつ変われたことが、次のツアーでも自信を持ってパフォーマンスできる自分につながったのかなって」
生田衣梨奈「私は小田と一緒になるのでちょっと変えます(笑)。私的に変わったのはツアーとかじゃないんですけど、田中れいなさんが卒業してモーニング娘。’14になったとき。
そのときは何のニュースを見ても、当時リーダーだった道重さゆみさんしか取り上げられなかったんです。何を見ても見出しが道重さゆみ、道重さゆみっていうのが続いていて。すごく悔しくて、『何で道重さんしか見出しにならないのか』っていうことを必死に考えたんです。
そのときの目標が『自分の名前が見出しに載るような記者会見をやる』。そういうふうに考えていて、ちょっとずつ自分のなかでの喋りの変化がでてきたんです。『絶対にこれだけは言ってやろう』とか、絶対に3回以上は喋るっていう気合の入れ方とかが、あのときから違ってきたと思いますね」
野中美希「2017年秋の“We are MORNING MUSUME。”のツアーかな。そのとき、回替わりも含めて70曲以上の楽曲を1ツアー通してやらせていただいたんですよ。曲が多いことは成長につながるものですし、あとは気持ちにも変化が出てきました。何かカッコよく見せたいなと思って、いろいろ試行錯誤していたときで。
公演によってはすごいクールに見せようと思って無表情になっている回もあるんですけど(笑)。その当時のブログの写真を見ると、そのツアーを通して顔が結構大人になっているなって」
石田「変わるときってあるよね~」
野中「分かりますよね! 2017年の春までは子供の顔をしているんですけど、秋ツアーでちょっとずつ変わってるんですよ。ビジュアル面でも変われたというか、心も大人になっていくタイミングだったのかなって」
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