――「飯が食えていない」時代は、どれくらいの稼ぎだったのですか?
森田:1回、月収8000円というのがあったんですよ。しかも、キングオブコントで準優勝した後に。だから、“もう辞めた方がいいんじゃないか”と思ったんです。
東ブクロ:決勝に行ってからの仕事の給料は、そんなにすぐ振り込まれないのに、“なんでないねん”みたいなことを思っていて。ほんまにイタかったですね。
森田:結局、本当に事務所をやめることになり、大阪から東京へ出てきてしまったので、一時期は給料ゼロ円の借金生活になりました。
その後、冠番組「さらば青春の光 ふぁいなる」(TOKYO MX※現在は終了)が始まったので、苦しかったのは1年くらいじゃないですかね。
ただ、独立後の2013年にキングオブコントの決勝に行ってもスキャンダルや何やらで仕事がなくて、仕事はほとんど冠番組だけという状態でしたけど。
東ブクロ:バイトはせずに、なんとか暮らせるかなというくらいはありましたね。
――2013年に個人事務所を立ち上げられたんですよね?事務所を設立するには、お金がかかりそうですが…。
東ブクロ:10月くらいですかね?番組で立ち上げたので、お金は番組が払ってくれたんですよ。運があったんですかね。
森田:本当に運がありました。ただ、個人的な借金は、今も中学の同級生に100万円ほどあるんですけど…。
――えっ!?今のご活躍なら、すぐに返せるんじゃないですか?
森田:少し前に100万円が貯まって、返せるとなったんですよ。それで、「今すぐ返すか、もっと売れて300万円にして返すかどっちがいい?」と聞いたら、むこうが300万円を選んだので、まだ返さなくていいんです(笑)。
――ちなみに、借金は最高どれくらい?
森田:300万くらいですね。でも、それも全部、中学の同級生が立て替えてくれて、今の借金はその内の100万円です。やっぱり人に恵まれているというかね。これも人徳の成せる技なんじゃないかなと(笑)。
――(笑)。東ブクロさんはお金に困ったことは?
東ブクロ:一切ないですね。バックに家族がいるので(笑)、仕送りをしてもらっていました。
――個人事務所設立後は、ギャラ交渉も自分たちでされていたそうですが、苦い経験はありますか?
森田:ギャラの未払いは、いくつかありました。むちゃくちゃ早朝からのロケを丸2日連続でやって、20万円だと聞いていたのに1円も支払われず…。何度連絡しても、電話に出てくれなかったんですよ。
――そんなことがあるんですね…。
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