“箱入り喪女”って、実は結構いるんじゃないかなと思います。お父さんの言いなりのまま生きてきた人って、実はロックを解除して弾けたら、1番怖いかもしれませんよね。
どこまでも突っ走ってしまうという部分が、出てると思います。1度異性を知ってしまうと、そのままのめり込んで戻ってこられないというか(笑)。
この7話では、真面目さの中にある色気を感じてもらいながら見てもらえたらなと。
今回の話は、紅葉のお父さんがちょっと問題なんじゃないかって思いますね。締め付け過ぎですね。
大事な娘さんですからね、親としての気持ちは分かるんですが、良いことも悪いことも含めて経験って必要だと思うんです。
何事も人生経験! 私も挑戦してみて学んだことばかりです。何に興味があるかも分からないし、とりあえず外に出てみないと!
猪又とアカリが背中を押すことで、紅葉は殻を破るんですが、その変化が面白い! その瞬間を見逃さないでいただきたいですね!
数々の個性的な喪女の中に、入れていただけてうれしかったです。脚本を初めて読んだとき「個性的な喪女って言ってるわりに、案外普通の女の子かな…」と思っていたんです。
でも、後半になるにつれて畳み掛けるように“クセ”が出てきてビックリしました。
今回、詩吟にも初めて挑戦させていただいたんですが、先生が歌う音源を繰り返し繰り返し聞き続けていました。
最初は3回吟じただけで声がガサガサになってたんですが、先生に「おなかから」とアドバイスしていただきながら、なんとかここまでこられました。
両親に、大事にされて外の世界を知らないままの“箱入り喪女”って結構いるだろうなと思いましたし、私自身も紅葉に親しみを持って演じました。
これまでの6人の喪女をずっと見続けている方からすると、「あれ? 普通やん」という感じだと思うんですが、最後の大どんでん返しをぜひ見てほしいですね。そして、最終話にいい形でつなげられたらと思います。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)