歳を重ねるごとに衰えるどころかパワーアップしているP!NK。その証拠に、2019年はさまざまな快挙を成し遂げている。
中でも音楽界を驚かせたのが、イギリスの「ブリット・アワード功労賞」の受賞。同賞の歴代受賞者は、ポール・マッカートニーやエルトン・ジョン、デヴィッド・ボーイ、クイーンなどUK出身のアーティストばかり。UK出身ではないアーティストが受賞するのはP!NKが初となり、音楽史に残る快挙として騒がれた。
また、これまでの音楽界での功績が称えられ、2019年にハイウッド殿堂入りを果たしたP!NK。何万もの著名人がいるハリウッドでも、「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム」に星が飾られているのは、わずか3000人以下。ビヨンセやレディ・ガガ、テイラー・スウィフトといった大物アーティストにもいまだ与えられていない今回の星の獲得に対し、彼女は次のようにスピーチしている。
「自分を信じることには特別な力がある。1番かわいいわけでも、1番背が高いわけでも、1番面白いわけでも、1番才能があるわけでもないかもしれないけど、頑固で諦めず、必死に努力を続けていれば、あなたのような人間はいないというところまで辿り着ける」
さらに、ことし最も活躍した俳優やシンガーをファン投票によって選ぶ「ピープルズ・チョイス・アワード」でチャンピオンアワードを受賞した一方、グラミー賞ではアルバム「ビューティフル・トラウマ」が最優秀ポップビーカルアルバム賞にノミネートされながらも受賞は逃したP!NK。けれども、結果が判明した直後にインスタグラムに投稿された内容が、心温まるエピソードだと話題に。
そこで彼女が投稿したのが、アルミホイルで作ったトロフィーを持つ娘・ウィロウちゃんと息子・ジェイムソンくんの写真。トロフィーの台座には黒のマジックで書かれた「最優秀ポップボーカルアルバム賞 P!NK ビーティフル・トラウマ」という文字が。実は、受賞を逃すたびに夫のケアリーがアルミホイル製のトロフィーを作ってくれるそうで、今回で17個目になるのだとか。彼女も家族から贈られるこのトロフィーがとてもうれしいようで、インスタグラムにも「子供たちありがとう。一番のお気に入りのアワードよ」というコメントを付けて投稿している。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)