水原希子が世界一周ひとり旅へ! 旅作家・歩りえこ「新しい世界を切り拓いていただきたい」

2019/12/06 05:00 配信

ドラマ

エッセー「ブラを捨て旅に出よう」著者・歩りえこ(右)のオフィシャルインタビューが到着!(C)HJホールディングス

水原希子が自らのアイデンティティーを求め、バックパックを背負って世界を旅するHuluオリジナルドラマ「ブラを捨て旅に出よう~水原希子の世界一周ひとり旅~」が、2020年1月から順次配信。

その原案となるエッセー「ブラを捨て旅に出よう」(講談社)の著者で、旅作家の歩りえこ氏が、水原への思いや本作に期待することなどを語った。

水原希子にエール


本作では、水原の旅を追跡し、その一部始終を“半分ドラマ、半分ドキュメンタリー”という新スタイルで紹介していく。

ベースとなる「ブラを捨て旅に出よう」の著者・歩は、これまでバックパック1つで世界五大陸94カ国を旅してきたという。歩は「ブラを捨て旅に出よう」の中で、自身の2年間にわたる世界一周貧乏旅行エピソードを執筆。

その旅にインスパイアされた今回の企画について、「私の旅は、本当に行き当たりばったりの貧乏旅行で、ちょっと危険なトラブルもありましたし、トイレ事情など衛生面でも、なかなかな環境に遭遇することが多かったんです。

でも、水原さんはすごくスタイリッシュな方。そんな方が私と同じような旅を…と想像したら『大丈夫なのかな?』って、心配にもなりましたね(笑)」と話す。

さらに、「水原さんは『ブラを捨て旅に出よう』のテーマである、“固定概念にとらわれない生き方”を体現されている女性だと思います。

私は“こうしなきゃいけない”という考えが強い日本ならではの価値観に対して、ちょっと苦手意識があるんですけど、水原さんもそうなんじゃないかと勝手に想像していて…。

世界を旅することで、日本特有の価値観をぶち壊して伸び伸びと、いろんなチャレンジをしていただきたいです」とエールを送った。

“女子ひとり旅”の醍醐味(だいごみ)とは?


旅に出る前から、日本での生活に閉塞感を覚えていたという歩は「旅先と違い、日本は自分が生活をしている場所。だからこそ、しがらみもあって、周りの様子によって自分の生き方が変わってくる部分がありますし、何よりも日本人の“人との距離の遠さ”に、ちょっと生きにくさを感じていたんです」と振り返る。

そんな中、世界に飛び出した歩は「訪れる先々で、かけがえのない人間関係を得た」そうで、「“女子ひとり旅の醍醐味”を一言で言うと“アバンチュール”! 別に遊んできたわけではないですけど(笑)、『あっ、この人とは合うな』というインスピレーションを大事にしながら、恋愛も周りの目を気にせず自由にしてきたし、同性の友達もたくさん作ることができたんです」と説明。

そんな旅先でできた友達とは、今もSNSなどでつながっており、「外国人であろうと日本人であろうと、旅をしていた時の友達って”同志”みたいな感じなんですよ。社会ではなく、魂と魂でつながった友達なので、お互いに気楽ですし、絆も深い。一生の宝を得ることができました」と笑顔で話した。

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