22歳で大学を卒業した歩は、いきなり2年間の世界一周旅行へ。「社会に出る上で、大事なスタート時期を引き換えに旅へ出たことも、私にとっては“いいタイミングでの決断”だったと思います」と話す。
一方、“旅で失ったもの”もあるそうで「大学時代に婚約していた彼は失いました。私が旅に出る時も『待ってるよ』と、家まで建てて待っていてくださったんですけど、旅の最中に『心配で心臓が耐えられない。心配していることに疲れた』と言われまして…。
そのころ、私の価値観も旅を通してぶっ飛んでしまっていたので、徐々にお互いに合わなくなって、別れることになっちゃったんです」と当時を回想。
失恋も経験した歩だが「彼はその後、他の方と結婚されて、子だくさんでお幸せに暮らしてらっしゃいます(笑)。私自身も彼のことは失いましたけど、新しい出会いもいっぱいありましたし、“×100”くらいの体験ができたので、結果的に失ったものはなかったと断言できます!」と明るく語った。
そんな歩は「当たり前のように既存のルートに乗って、日本人として生きてきた方々にこそ、旅をしてほしい」と力説。
「人生の中で1回でもいいから冒険してみると、想定外の化学反応が起きて、何か新しいものが生まれてくると思うんです。転職などの転機、もしくはお正月やGWの短期間でもいい。とにかく1度、外に出てほしいです」と、強く勧める。
最後に「何かを変えたいけど、どう自分を変えていいか分からなくて、毎日モヤモヤしている。そんな人たちにとって、この番組が“自分を変えるキッカケ”になってくれたら、すごくうれしいです。年齢は関係ない。『いくつになっても旅をしよう! 挑戦しよう!』というのが、1番のメッセージ。
リアルな旅だけじゃなく、人生のチャレンジもまた旅。この機会にぜひ固定概念を捨てて、新しい世界を切り拓いていただきたいです」と、本作の見どころと水原への期待を語った。
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