見取り図、“M-1”の呪縛に取りつかれた1年「しばき返すチャンスが来た」<M-1グランプリ2019>

2019/12/13 08:00 配信

バラエティー インタビュー

「去年より最悪な順番はない」


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――他のファイナリストの中で意識しているコンビはいますか?

盛山:これはちょっと2人で違うかもしれないですね。

リリー:僕はかまいたちさんです。

盛山:一緒でした!

リリー:かまいたちさんは3年先輩で、ずっと背中を見ていた憧れの存在。M-1で勝てる最後のチャンスなので勝ちたいと思っています。

盛山:そうですね。一回でいいのでかまいたちさんに勝ってみたいです。あと、僕ずっと“山内軍団”に入っていたんですけど、最近全く聞かないので、“山内軍団”のことを優勝した後に聞いてみたいですね。

――今回はフレッシュなメンバーになりました。

盛山:僕たちも気持ちは初出場と変わらないのですが、これだけ初出場が多いとどうなるか分からないですね。この3連単めちゃめちゃ荒れて万馬券になると思います(笑)。

昨年は霜降り明星が優勝してから第7世代という流れもあって、言ったもの勝ちやと思っているので、自分らで第7世代と言うようにしてるのですが、頑張りたいですね。

リリー:世間的には転換期のM-1と捉える方もいらっしゃるかもしれないですが、ここに入れたというのがうれしいです。あとは結果をしっかりと出したいと思っています。

――敗者復活で勝ち上がってきたら脅威になると感じるコンビはどこですか?

リリー:僕は和牛さんです。

盛山:僕も和牛さんです。でもこれ全組一緒じゃないですか。

リリー:もう和牛さんの実力は誰もが認めていると思うので。それこそ敗者復活から優勝もあり得るので一番怖いです。

盛山:それとトム・ブラウンですね。同期であり、去年M-1も一緒に戦ったことでM-1の同期でもある。一度ハマれば無限のパワーが出るコンビなので、敗者復活から上がったとしたら、イカつい力で来るんじゃないかな、と。

――ちなみに、敗者復活枠も含めて笑神籤(えみくじ)で順番が決まります。

盛山:昨年はトップバッターで、心臓が止まって臨死体験したんですよ。

リリー:でも、去年よりは最悪な順番はないので。

盛山:そう。トップバッターでもエエよ、くらいの気持ちでいます。でもトップバッターは絶対来んといてほしいですけど(苦笑)。