――2019年を振り返って、一番つらかったことや苦労したことは何ですか?
リリー:M-1の予選ですね。日々気持ちが張り詰めていました。
盛山:みんなそうだと思うんですけど、何をしていても全力で楽しめていなかったですね。どこかでM-1がよぎるんです。
リリー:M-1の呪縛にとりつかれた感じだったね。
盛山:うん、センターマイクの調整も分からんようになったりして…。予選が始まってからは、イップスみたいにマイクの調整ができなくなってました。
――2020年の目標を教えてください!
リリー:今までやったことのない仕事はいっぱいやりたいですね。M-1を足がかりに色々出させてもらいたいと思います。
盛山:目標は…ゼロ滑り。1回も滑りたくないですね。メンタルくるし(笑)。
リリー:せやな。
盛山:その上で、大阪を背負って全国区の仕事もたくさんチャレンジしたいですね。あとは阪神タイガースの始球式もやってみたいですね。
――最後に、「M-1グランプリ」決勝勝へ向けた意気込みを一言でお願いします!
盛山:昨年はボコボコにされたので、今年はM-1のアゴをドーンと一発どついてやりたいと思います。しばき返すチャンスが来たと思っているので。
リリー:これはマネージャー(女性)に聞いた話なんですけど、僕がいないときに相方が格好いい顔で「俺がM-1に連れて行ったる」と話していたそうなので、これはかなり気合入ってるな、と。
盛山:(マネージャーに)エエ加減にせぇよ! そんな話すなよ! でもまあ連れて来ましたからね。
リリー:なので、僕も同じくらい気合入れてお互い頑張ろうと思います。
盛山:僕はスーツを毎年新調していて、刺繍も入れるんですけど、今年はM-1の2日前にスーツが仕上がるんです。
今年はスーツに「M-1 2019チャンピオン」って刺繍を入れたのでね。とろサーモンの久保田(かずのぶ)さんも刺繍を入れて優勝されたので、僕もかなえるつもりです。
――ありがとうございました!
なお、本番のネタ順は2017年より導入された笑神籤(えみくじ)方式。毎回クジを引き、呼ばれたコンビがそのままネタを披露。1組ずつネタ順が決定していくことになる。
さらに、今回からの新ルールとして、笑神籤の中から「敗者復活組の札」が選ばれた時点で敗者復活組が発表される。
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