ミルクボーイ、“架空コンビ”の汚名返上「どのファイナリストよりもスベってきた」<M-1グランプリ2019>

2019/12/17 08:00 配信

バラエティー インタビュー

「決勝進出でぜんぶ帳消しに」


ミルクボーイは、「多少すべろうとも、堂々とネタをできると思います」と語る


――優勝賞金1000万円の使い道は?

内海:行きつけの散髪屋さんが、角刈り技能コンテストで全国3位になったことがあるすごい技術を持っている方で。そのお店に「僕がM-1で優勝したら、僕専用の散髪台を作らせてください」とお願いしてあるんです。

「500万円で足りるかー!」と言われたんですが、そんなにしないと思って「じゃあいくらですか?」と聞いたら「80万円」。どないやねん!と。

駒場:自宅にマシンをそろえて、ホームジムを作る夢をかなえたいです。あと、ホンマのやつを言うたら、2人ともずっとお金がないので、後輩芸人だとかに結婚や出産のお祝いを全然渡せていなくて。報告を受けても「おめでとう!」だけでスルーし倒してきているんです。

内海:これまでの分、みんなにお祝いを渡したい。それはずっと2人で話していますね。

――2019年を振り返って、一番つらかったことや苦労したことは何ですか?

駒場:すべりまくったこととか、つらかったこともなくはないですが、決勝進出できたことでぜんぶ帳消しになった気がします。準決勝でやったネタもすべりまくってましたから。

内海:お笑いに集中しようと、趣味の競馬をやめたんです。生活のためのバイトと舞台・仕事とネタ合わせしかしない生活を送りました。その分、空いている日をなくしてしんどい思いをしようと思って、バイトをめっちゃ入れました。

M-1の決勝にも行けていない、後輩にも先を越されて…という状況がリアルに感じられだしたので。