ミルクボーイ、“架空コンビ”の汚名返上「どのファイナリストよりもスベってきた」<M-1グランプリ2019>

2019/12/17 08:00 配信

バラエティー インタビュー

「M-1を確かめに行ってきます」


ミルクボーイ、優勝賞金の使い道は?


――M-1出場に向けて、周囲の芸人や先輩芸人の方などから何かアドバイスはありましたか?

内海:一時期このスタイルをやめていた時期があったんですが、いろいろな先輩方に「なんでやめたの?」「絶対いけるのに」と言ってもらったんです。去年、決勝に行ったギャロップの林(健)さんは、決勝直後の配信番組で来年来る芸人としてミルクボーイを挙げてくださいました。その場は「ミルクボーイ?誰!?」となってしまっていたんですが。

駒場:みんな架空のコンビを言うみたいな流れになっていたので、林さんが「ミルクボーイは本当にいます!」と言うてました。スーパーマラドーナの武智さんも、劇場出番のときに舞台袖から僕らのネタを動画で撮って見せてくれたり。ありがたかったです。

――最後に、「M-1グランプリ」決勝勝へ向けた意気込みを一言でお願いします!

内海:「こんなに応援されてたんや」と驚くほど、周りの人たちが「がんばって」と声を掛けてくれるんです。僕らは正直あまり人気がなくて、人気ない芸人の中で「ミルクボーイが決勝に行ったら夢がある!」とずっと言われていましたし。劇場にも面白い芸人さんがたくさんいるので、その夢を背負わせてもらいます。

駒場:今まで準決勝にも行けたことがなかったので「準決勝に行きたい」と言っていて、準決勝進出が決まったら決まったで「決勝に行きたい」と。ここまで来たら優勝したいです。決勝が架空のものやないかを見に行かないと。

内海:そうですね、M-1を確かめに行ってきます。

――ありがとうございました!

なお、本番のネタ順は2017年より導入された笑神籤(えみくじ)方式。毎回クジを引き、呼ばれたコンビがそのままネタを披露。1組ずつネタ順が決定していくことになる。さらに今回からの新ルールとして、笑神籤の中から「敗者復活組の札」が選ばれた時点で敗者復活組が発表される。